仙台育英学園高等学校の偏差値
なし
※通学コースは3月中に出願締切の学校も多いです。希望校の資料請求は急ぎましょう。
※住所入力で通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。
高校卒業は、社会人になってからでも必要な資格のひとつです。しかし、仕事や家庭の都合で全日制の高校に通えない人も多いでしょう。
そんな方々におすすめなのが、仙台育英学園高等学校の通信制課程です。通信制のため、時間や場所を自由に選ぶことができ、自分のペースで学ぶことができます。キャンパスは宮城、青森、沖縄にあり、週1-2回のスクーリングとレポート提出で高校卒業を目指します。
仙台育英学園高等学校(通信制)には偏差値の設定がありません。仙台育英学園高等学校の入試内容は「書類選考」と「面接」のみで、偏差値の基準となる学力試験がないためです。偏差値がないため、学力に不安がある生徒や主婦、社会人の方でも安心して入学を志すことができます。
偏差値はありまえんが、キャンパスによって募集日程や試験日が異なりますので、学校資料や入試要項は早めに取り寄せておきましょう。
仙台育英学園高等学校(通信制課程)ってどんな学校?
仙台育英学園高等学校は、高校野球や高校サッカーなどの全国大会の常連校であるため、多くの方が一度はその名を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
同校はスポーツの強豪校という側面だけでなく、難関大学に数多くの合格者を輩出している進学校です。また、創設されたのは1905年と古く、100年以上の歴史を誇る伝統校でもあります。
知名度が高い高校だが通信制コースもある
一般的には、中高一貫の全日制の高校というイメージが強い同校ですが、実は広域通信制課程と呼ばれる通信制のカリキュラムが用意されているのです。
この通信課程に3年以上在籍して74単位以上を取得すれば高校の卒業資格を得られるようになっており、他校と違って修業年限がないというのが大きな特徴となっています。
そのため、10代の若者はもちろんのこと、20代以上で高校からしっかり勉強し直したいと考えている大人の学生も一定程度在籍しています。
学費は全日制に比べて安い
また、仙台育英学園高等学校(通信制)の学費は、1単位につき12,000円となっています。
たいていの高校が年間の授業料を設けているのに対し、仙台育英の場合は単位に応じた従量制となっているため、学んだ分だけお金を払うリーズナブルな制度と言えるでしょう。
卒業に必要な74単位を取得するには90万円弱が必要になる計算で、これを最低在籍期間の3年で割ると1年あたり30万円、月に換算すると2万5,000円程度となりますので、全日制の高校の授業料と比べるとかなり割安であるということが分かるのではないでしょうか。
仙台育英学園高等学校(通信制課程)の偏差値は?
仙台育英学園高等学校は、進学校としての側面も持っているため、その通信制課程もさぞかし偏差値が高いのではないかと考える人が多いようです。
「仙台育英」と「偏差値」というキーワードを用いたインターネット検索サイトの検索数を見ても、そのことは明らかになっています。
そのような方には、かなり意外に聞こえるかもしれませんが、実際には同校の通信制課程には偏差値は存在しません。
なぜかというと、同校に入学するためには、通常の高校入試のような学力試験を受ける必要がないからです。
試験は作文と面接だけ。学力試験はなし
ホームページに掲載されている入試要項を見てみると、試験日や試験会場といった入試を思わせる項目はあるものの、肝心の試験科目は作文と面接だけとされています。
英語や数学といった学力を問う試験は一切ないため、合格するための学力水準を示す偏差値の概念は通信制課程には当てはまらないというわけです。
通信制課程には、ILC青森、ILC宮城、ILC沖縄という3つのキャンパスが用意されていますが、学力試験がないというのは共通ですので、同校に入学するためには単に学力に優れていればよいというわけではないという点をしっかりと頭に入れておく必要があります。
仙台育英学園高等学校の難易度は?
すでに見たように、仙台育英学園高等学校の通信制課程には学力試験がないため、一見すると誰でも簡単に入学できるように思えるかもしれません。
しかしながら、同校は全国区の知名度を有するうえに、進学実績にも優れている人気校であるため、毎年多くの入学希望者が押し寄せます。
それに加えて、募集人数がキャンパス当たり200人弱と通信制にしては少人数となっていますので、実際に合格するのはそれほど簡単ではありません。
他の学校以上に作文と面接の対策が肝心
確実に入学したいのであれば、試験科目とされている作文と面接にしっかりと対応できるように事前に準備をしておく必要があります。
特に、なぜ仙台育英を希望するのかや、仙台育英に入学してどのような高校生活を送りたいのかといった事項については、面接官に説明できるよう、あらかじめ自分の頭のなかを整理しておくと良いでしょう。
答えがあいまいだと面接官に、それほど志望度が高くないのではないかと勘繰られてしまう恐れがありますので、志望動機を聞かれた場合にはなるべく具体的に応えられるようにしておくのがおすすめです。
特定の県に住んでいる人しか出願できないことに注意!
また、出願できる生徒は宮城、青森、岩手、山形、秋田、福島、栃木、埼玉、東京、沖縄のいずれかに居住している者に限られます。
それ以外の都道府県に住んでいる人は、受験資格を満たさないことになりますので、どうしても仙台育英で学びたいというのであれば、あらかじめこれらの地域への引っ越しも検討しておかなければなりません。
仙台育英学園高等学校(通信制課程)の特徴は?
仙台育英学園高等学校の通信制には以下のような特徴があります。
「学びと生活の両立」を支援
通信制のため、学習の時間や場所を自由に選ぶことができ、仕事や家庭との両立がしやすくなっています。また、個別の指導やアドバイスがあるため、自分のペースで学びながら、自己管理能力や自己責任の意識も身につけることができます。
「eラーニング」を活用した学習
専用のeラーニング「Lネット」やGoogleクラスルームで、教科書や資料、オンライン授業、課題提出などを行うことができます。パソコンやタブレット、スマートフォンを使った学習が可能なため、自宅や外出先でも学習が続けられます。
レポート提出+週1-2回のスクーリング
定められたレポートを提出して、週に1~2回のスクーリングを受け、年2回のテストに合格すれば単位が認定されます。レポートは教科ごとに半期に3~5枚程度提出し、スクーリングは集団・個別・さまざまな面接形式で実施されます。テストは前期末と後期末に実施され、レポートやスクーリングで学習した内容から出題されます。
<ILC宮城>
・毎週土曜日に宮城野校舎で一斉スクーリング
・火曜日から金曜日まで個別スクーリング
<ILC青森>
・火曜日から土曜日までILC青森校舎でスクーリング
・金・土曜日はJR八戸駅前ユートリー内でもスクーリング可
<ILC沖縄>
・火曜日から土曜日までILC沖縄スクーリング会場で個別スクーリング
・火曜日から土曜日までILC沖縄スクーリング会場で個別スクーリング
完全な通信制ではなく、週1-2回はスクーリングをする必要があるので、無理なく通える範囲にキャンパスがあるかをまずは確認するのが良いといえるでしょう。