志成館高等学院の年間学費
1,144,700円~/年間
※サポート費用+提携通信制高校の合計学費
※上記から住所入力すると、通学圏内にある学校資料をまとめて請求できます
志成館高等学院は熊本県教育委員会指定技能連携校で、連携校は日本航空高等学校です。志成館高等学院を卒業すると、日本航空高等学校の通信制課程普通科を卒業したことになります。
生徒1人1人を見つめた細やかな指導で適性や学習の問題点を見極めてもらえるので、自分に合った勉強法を見つけることが可能です。
自分のスタイルに合った勉強法で勉強に対する苦手意識がなくなり、勉強を楽しいと思えるようになります。
簿記やビジネス基礎、情報処理などの専門科目を学びながら、高校卒業に必要な74単位以上の取得を目指せます。
学費 | 910,000円 |
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スクーリング | 目安週0日~(登校できない場合は家庭訪問を実施) |
通学コース | 普通科(普通科コース) |
専門授業 | 基礎科目、一般教養、専門科目 |
所在地 | 熊本市中央区大江本町7番3号 |
志成館高等学院はどんな学校? 特徴を解説
志成館高等学院は高校生活に馴染めず不登校になったり、高校を中退してしまった生徒を積極的に受け入れています。
授業は月曜日から金曜日まで毎日行われており、始業は朝10時なので朝が苦手でも楽に通えます。毎日通学してもよいし、午前中だけ、週に数回など自分のペースで大丈夫です。
学年別の担任制で時間割りもあります。志成館高等学院の特徴は、先生も生徒も優しいことです。短時間でも学校へ行けば友達もできるし、友達を作るのが苦手でも先生が間に入って橋渡しをしてくれます。
校舎は古いですが必要なものは揃っており、落ち着いた雰囲気で授業を受けられます。体育の授業は全学年合同です。卓球やテニスなどの通常のスポーツもありますが、お散歩などのユニークな授業も選べるので運動が嫌いでも苦になりません。
放課後にはゲーム会やギター教室などのサークル活動にも参加できます。イベントも多くバスで日帰りの旅行をしたり、ボウリング大会や文化祭、ピザとケーキが食べられるクリスマス会まであります。修学旅行にも行けるので、普通の高校と変わらない学生生活を送れます。
志成館高等学院のコース/カリキュラムについて
志成館高等学院は普通科のみですが、2年次から進学コースも選ぶことができます。
普通科(普通科コース)
高校卒業に必要な74単位の取得と大学や短大、専門学校受験のためのカリキュラムです。高校生活の漠然とした不安が解消できるように、適性検査による進路指導を行っています。
4月からの入学生や他校からの転入生、退学して編入した生徒など、生徒の事情に合わせた授業とカリキュラムです。
心理コミュニケーションの授業を設け、心理学やコミュニケーションの基礎について学べるのも特徴です。
心の理論や感情の仕組み、自分の感情とのつき合い方などを学びます。自分と相手の立場を理解し相手を説得することができるようになるコミュニケーション法など、専門的な知識ではなく今後上級学校で学ぶ心理学やコミュニケーション学の基礎とするためのものです。
通信制高校ではレポート提出、スクーリング、テストの成績によって単位を取得できます。
志成館高等学院では少しでも生徒と関わることができるようにするため、紙のレポートを採用しています。
通学することでスクーリングになり、通学できなければ家庭訪問によってスクーリングを終えることができます。
教室でのテストに出席できない場合には、別室や自宅での受験が認められています。
2年次からの進学コースでは特に英語・数学・国語の3教科の学力向上に力を入れ、小論文と面接指導の強化も図ります。
国立や国公立大学、難関私立大学の受験対策として、少人数クラスの編成を行います。
志成館高等学院の学費は高い?
志成館高等学院の学科別の授業料は、以下の通りです。
普通科(普通科コース)
- 入学金:10,000円
- 単位取得料:260,000円(日本航空高等学校の学費分)
- 学年費・教材費・諸経費等:172,000円
- 授業料:468,000円
- 合計:910,000円
通信制高校の場合、通学日数が増えると共に学費が上がる傾向にあります。
志成館高等学院の普通科は通学は自由ですが、月曜日から金曜日まで授業を行っているためすべて出席すると週に5日通学することになります。通信制高校の平均学費(週5日通学)は、一般的な私立高校と同じく年間80-100万円程度なので、平均的な学費といえるでしょう。
私立の通信制高校で週5日コースの平均学費は860,000円です。従って志成館高等学院の910,000円は、平均的な学費よりも高いといえます。
しかし志成館高等学院は技能連携校です。
通常、高校に通う際には普通科と商業科など別の科と同時に入学することはできませんが、技能連携校ではこれと同じような形態で学ぶことができます。
専門科目のうちに技能連携科目を作り、普通科目と商業科目などのように通常同時には学べない科目を同時に学べるようにしています。
技能連携科目は高校卒業科目として認定されるので、学ぶ負担も軽減されます。
連携している日本航空高等学校が所属している日本航空学園には日本航空専門学校などがあり、それらの学校へは志成館高等学院からの推薦入学が可能です。
また日本航空高等学校の指定校推薦の募集もあるので、全国の大学や専門学校などへの推薦入学の道も開けるなど技能連携校ならではのメリットも多数あります。
志成館高等学院には日本育英会奨学金給付、志成館奨学金支給などの奨学金制度が整っています。これらの制度を利用して学費を抑えることも可能です。
志成館高等学院のサポート体制ってどう?
学習面では希望者に対し求人広告や人材派遣などを手がける大手企業が提供するアプリ、「スタディサプリ」を利用して週に2時間オンライン授業を行っています。
わからないところは近くにいる先生に質問できる体制です。
職員室の中には生徒が自主学習できるスペースがあるので、授業中にわからなかったところを時間外に教えてもらうことができます。
前述の通り、事情により通学できない生徒が卒業するための配慮も十分です。
精神的なサポートとしては定期的にカウンセラーが学校を訪れ、生徒の不安や悩みの解消に役立っています。
カウンセラー以外の先生方も、生徒から相談を受ければ親身に対応しています。
志成館高等学院のメリット(向いている人)
志成館高等学院は不登校になったり、高校をドロップアウトした生徒を支援しています。
そのため、穏やかな性格の優しい生徒が多くいじめもありません。
高校の卒業資格をとる、大学に進学するなどそれぞれが自分の目標に向かって学習しているため、ライバルがいなくても1人でコツコツと学習できる人に向いています。
友達を作りたいけど友達を作るのが苦手な人でも、先生がサポートしてくれるので友達を作りやすいです。
将来航空系の仕事に就きたい人には、技能連携校が日本航空高等学校だというメリットがあります。
志成館高等学院のデメリット(向いていない人)
競争心が強くみんなで一緒になにかをやりたい人だと、学校生活が少し寂しく感じるかもしれません。
しかし志成館高等学院に限らず、通信制高校を卒業するには目標と強い意志が必要です。
志成館高等学院には様々な行事も用意されていますが、基本的には出席は自由なので人が集まらないこともあります。
明確な進路を決めることで、高校に馴染みやすくなるはずです。