通信制高校の評判を調べる

京都西山高等学校の通信制ってどう?学費・偏差値・口コミ評判

京都西山高等学校の年間学費

315,000円~/年間

資料請求する(無料)
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

京都西山高等学校は、京都はもちろん滋賀県からも通いやすい立地にある通信制高校です。

  • 学びのニーズに合わせた5つのコースがあり、自分に合う学習法が選べる
  • 担任制のきめ細やかな指導
  • 生徒指導・進路相談は専門教諭が対応
  • 養護教諭・スクールカウンセラーに相談できる

卒業後の目標に合わせてコースが選べ、スクールカウンセラーによる心と身体のサポート体制も整っており、学校生活でトラブルを抱えた経験がある生徒が検討すべき通信制高校です。

京都西山高等学校ってどんな学校?

住所 京都府長岡京市粟生西条26
スクーリング 年間10日~
通学コース みのり探究コース、まなび基礎コース、4日Myスタイルコース、家庭集中コース、高校短大連携コース
キャンパス所在地 京都西山高等学校本校のみ
学校URL https://kyotonishiyama.ed.jp/tsushin/

京都西山高等学校は西山浄土宗総本山光明寺を母体とした学校で、宗教行事や法話を教育に取り入れるなど人間教育に力を入れています。

スクールカウンセラーが在籍しており、不登校や学校生活の悩みを生徒だけでなく保護者も気軽に相談できる体制が整っています。

また、2022年からは主要なコースにトリメスター制が導入され、学期ごとに授業を選択できるため学習効果を高めるのに役立っています。

京都西山高等学校の通信制ってどう?通学コースや特徴を解説

京都西山高等学校では、

  • みのり探究コース
  • まなび基礎コース
  • 4日Myスタイルコース
  • 家庭集中コース
  • 高校短大連携コース

という5つのコースが用意されています。

コースによって通学日数や学習スタイルが異なります。通信単位制ではありますが、全日制と同様の高校卒業資格を取得することが可能です。

みのり探究コース

水曜日と木曜日、平日の2日間通学するコースで、学習スタイルは集団授業となります。

国語や英語、数学など基本的な授業だけでなく、宗教探究や総合的な探究の時間などが用意されており、主体的に考える力を養うことができるのが特徴です。

まなび基礎コース

金曜日と土曜日の2日間通学するコースで、金曜日は集団授業、土曜日は個別指導という学習スタイルです。

国語や数学、英語の基礎が学べるほか、レポート研究の時間を通じて学習の仕方を学ぶことができます。個別指導が受けられるため、苦手科目を克服しやすい学習スタイルになります。

4日Myスタイルコース

1日~4日と、自分に合う通学スタイルを選べるコースです。「みのり探究コース」と「まなび基礎コース」のどちらにも参加でき、履修科目を自由に選びやすいのが特徴です。金曜日は自習室が解放されているため、好きな時間に登校して自主学習ができます。

家庭集中コース

家庭学習をメインにしており、通学日数は1年間で10日ほどです。オンライン授業やレポート提出が主軸なので、仕事をしながらでも学びやすいのが特徴です。ただし、他のコースと比較して履修科目の選択肢が少なくなります。

高校短大連携コース

家庭集中コース以外を履修している場合に、プラスアルファできる内部進学コースです。

京都西山高等学校で3年間の通信単位制課程を修了した後、京都西山短期大学に進学することができ、高校と短期大学で合計5年間学習できます。

京都西山短期大学には保育幼児教育コース、みらい創造コース、国際経営コースがあり、保育園や一般企業への就職へ向けた勉強ができます。

京都西山高等学校の学費(2023年度)

京都西山高等学校では、コースに関わらず入学金が5万円かかり、1単位当たりの授業料は8500円となります。

学費はコースによって異なりますが、みのり探求コースの年間学費の概算は次のようになります。

みのり探求コースの年間学費

入学金 50,000円
授業料 212,500円(25単位/就学支援金対象)
教育充実費 265,000円
就学支援金 ▲215,500円
*世帯年収590万円未満
年間合計 315,000円〜 ※就学支援金適用時

京都西山高等学校の学費免除制度はある?学費サポートや奨学金情報

京都西山高等学校で利用できる学費支援制度は、次のようなものがあります。

・高等学校等就学支援金
・京都府私立高等学校あんしん修学支援制度
・京都府学費軽減補助金
・奨学のための給付金

京都府私立高等学校あんしん修学支援制度を適用できる

保護者が京都府在住である場合、所得に応じて、授業料の年額19万8800円~全額支援が受けられます。

高等学校等就学支援金を適用できる

日本国内に住所があり、世帯年収が910万円以下の場合は年収に応じて就学支援金が給付されます。

世帯年収590万円未満の場合は単位当たり最大1万2030円、世帯年収590万円~910万円未満の場合は単位当たり最大4812円が給付されます。ただし、家族構成などによっても、給付金額は違ってきます。

京都西山高等学校の通信制に偏差値はある?入試情報について

京都西山高等学校に偏差値はなく、入試方法は中学を卒業してすぐに入学するのか、転入・編入であるのかによって異なります。

中学校新卒・既卒生(高校に一度も通ったことがない生徒)

高校に一度も通ったことがない生徒は、中学校の新卒・既卒生として作文と国語、数学、英語の筆記試験を受けるほか、面接があります。

転入・編入(高校に入学したことがある、もしくは在学中の生徒)

高校に入学したことがある、在学中であるという生徒は、転入・編入のための書類審査と面接があります。また、どのコースを選ぶかの判断基準となるコース診断テストも受けます。

新入・転入・編入を問わず、筆記試験や書類審査は厳しいものではありません。書類試験や面接は形式上のもので、勉強をしたいという意思を見せることができれば、落ちることはほとんどありません。

面接で故意に悪い態度をとったり、筆記試験を白紙で提出したりしない限りは、落ちる心配はないでしょう。また、不登校や高校中退などで、合否が左右されることはありません。

京都西山高等学校の通信制が向いている生徒/向いていない生徒

向いている生徒

京都西山高等学校は、

・高校を中退している生徒

・将来の目標が決まっている生徒

・学校生活でトラブルを抱えた経験がある生徒

など、さまざまな生徒に対応できる学校です。

スクールカウンセラーに相談できるため、学校生活に不安を抱えた経験がある生徒も相談できる相手がいるので安心です。また、短大と連携しているため、保育士になりたい、国際社会で活躍したいなど、将来の夢が決まている人にも向いています。

向いていない生徒

京都西山高等学校は全日制の高校と同じ高校卒業資格を取得することができますが、難関大学を受験できるほどの学力をつけるのは難しいでしょう。また、自主性が求められる学習スタイルであるため、

・自ら進んで勉強をやる気がない生徒

・コツコツと頑張ることができない生徒

は、別の進路を選択した方が良いかもしれません。