大阪府立成城高等学校の学費
50,000円〜/年間
※就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。
福岡県立小倉南高校の定時制ってどんな学校?
大阪府立成城高等学校を2019年に卒業したAoiです。中学を卒業してから高校入学を決意するまでにブランクがあったので、過年度生でも入学可能な定時制の高校を選びました。
この記事では、大阪府立成城高等学校の雰囲気や学校の設備、学費について【卒業生の本音ベース】で解説しています。
この学校に入学するかの判断基準にしていただければと思います。
定時制と合わせて通信制高校もみているけど、どちらがいいんだろう
3年通うところだし、学校選びで失敗したくないな・・・
高校卒業資格は、定時制高校の他、通信制高校でも取得することができます。
定時制は通学が必要ですが、通信制は年数日〜週1日程度の通学で良いので、負担は少ないです。
定時制は卒業に4年かかる学校が多いですが、通信制は3年で済みます。比較する上でも、通える範囲にある通信制高校のパンフレットを合わせて請求するのがおすすめです。
通信制高校も併用して調べてみよう
・定時制と同じ同じ高卒資格がとれる
・登校頻度が少なくて良い(年4日〜)
・私立でも学費が安い(年10万円程度)
大阪府立成城高等学校の定時制ってどんな場所?
住所 | 〒536-0021 大阪府大阪市城東区諏訪3丁目11番41号 |
---|---|
通学コースの種類 | 定時制課程 |
学校URL | https://www2.osaka-c.ed.jp/seijo-t-p/ |
大阪府立成城高等学校は、大阪市城東区にある単位制総合学科の高校です。
全日制と定時制の課程が併設されており、定時制の生徒は夜間に通学することになります。
単位取得は前期・後期で分かれていますが、卒業は全員一律で3月となります。
卒業要件は下記の通りになります
- 3年間以上高校に在籍する。
- 必修科目と選択科目を74単位以上修得する。
- HRや学校行事などの特別活動に一定時数以上出席する。
大阪府立成城高等学校(定時制課程)の学費について
大阪府立成城高等学校は公立の定時制ということもあり、学費はかなり安く抑えることができます。
授業料については、世帯の状況に応じた就学支援金制度があります。
授業料以外の諸費(PTA会費・生徒会費・学年費・修学旅行積立金等)と日本スポーツ振興センター掛金として年間約5万円が必要です。
その他、教科書代や実習費・体操服等が必要となります。
その他、教科や科目・コース選択等において別に実習費が必要です。詳しくは学校に問い合わせが必要です。
高校卒業資格は、定時制高校の他、通信制高校でも取得することができます。
定時制は通学が必要ですが、通信制は年数日〜週1日程度の通学で良いので、負担は少ないです。比較する上でも、通える範囲にある通信制高校のパンフレットを合わせて請求するのがおすすめです。
大阪府立成城高等学校(定時制課程)に偏差値はある?入試内容を解説
大阪府立成城高等学校は定時制の高校なので「偏差値」と呼ばれる基準はありません。
入試内容、スケジュール、注意点、募集人数などについて記載ください。
学校説明会の頻度は年によって異なり、今年は12月と1月の計2回開催されます。説明会の他にも個別で相談を受け付けているので気になる方は学校のHP(→Link)を参考に問い合わせてみるといいでしょう。
入学選考は
- 国語・数学・英語の試験による学力検査
- 面接試験
- アドミッションポリシー(高等学校が求める生徒像、期待する生徒の姿を示したもの)に合致する生徒かどうか
以上3つの項目に沿って選考されます。
定員に余裕のある定時制高校なので、よほど素行や学習意欲に問題のある人でない限りは合格できると思います。実際に私の受験した年は全員合格していました。
通信制高校も併用して調べてみよう
・定時制と同じ同じ高卒資格がとれる
・登校頻度が少なくて良い(年4日〜)
・私立でも学費が安い(年10万円程度)
大阪府立成城高校(定時制課程)の授業内容・時間割は?
希望者は0限授業や土曜開講など追加の授業も受講できるため、単位を多く取得したい方や進学を希望している方にもおすすめできる高校です。
大阪府立成城高校の時間割について
1日の授業時間は全学年共通で45分×4限の計180分です。
1年次は全員共通の時間割ですが、2年次より4つの系列選択や科目選択、定通併修制度(※後述)の利用可否に応じてひとりひとり異なる形で授業を受けることになります。
大阪府立成城高校4つの系列
- ものづくり系列(機械、電気、コンピュータなどの実習を工業高校の設備を生かして学びます。)
- 情報技術系列(コンピュータの技術やプログラミングについて学びます。)
- 生活デザイン系列(被服、調理、保育など生活を豊かにする知識を実習中心に学びます。)
- 教養系列(国語、数学、英語など中心に大学等への進学にも対応した学習を行います。)
私は生活デザイン系列を選択しました。この系列は座学もありますが、調理実習や被服実習など実習が中心なのでとても楽しく学ぶことができます。
選択科目の一例(私が受講したことのある科目です)
国語演習、発展英語、生物基礎、上方芸能入門、バスケットボール入門、教養系科目のほかに、芸能やスポーツに関するユニークな授業も受講できる部分が特徴的です。
定通併修制度について
従来の四年制による卒業以外にも、定時制と通信制科目を併修することで三年で卒業できる定通併修制度(通称:三年制)を選択することが可能です。
四年制は19単位×4年=76単位で卒業要件の74単位を満たします。
三年制は19単位×3年=57単位に加え、不足分の17単位以上をレポートやスクーリングによって補うことで卒業要件の74単位を満たします。
大阪府立成城高等学校(定時制課程)の設備・学習環境はどう?
大阪府立成城高等学校の設備
基本的には全日制が昼間に使っている本校舎の教室で授業を受けますが、
系列や科目選択によって(※)校舎間を移動することがあります。
元工業高校なので工場棟があることが特徴的です。
他にも家庭科実習室や情報実習室、更衣室など様々な施設が充実しています。
※
私が在学中の頃は校舎の一部が改修中のため、仮設のプレハブ校舎を主に利用していました。
現在は工事が終わっているので新校舎で選択授業を受けていると思います。
大阪府立成城高校授業の質
入学当初は簡単な四則演算やアルファベットを覚える事から始めるので、学力に不安がある人も安心して授業を受けられます。
どの授業も5~20人ほどの少人数で進めるので、先生にしっかりと学習を見てもらえる環境が整っています。
系列の授業では、各系列ごとに専門の先生が2人配置されています。勉強や実習などで分からないことがあってもすぐ質問することができます。
大阪府立成城高等学校(定時制課程)のイベント・学校行事
文化・体育祭や修学旅行(校外学習)のほか、クラス対抗の球技大会や成城漢字検定など様々な行事が開催されています。
成城高校で特に盛り上がる行事は文化祭です。文化祭は展示発表部門(1日目)と舞台発表部門(2日目)の計2日間行われます。
展示発表部門では各クラス・各系列考案の出し物や模擬店が出店されており、
ものづくり系列が作った工業製品の展示、生活デザイン系列によるハンドメイド製品の販売など変わった出し物もあります。
舞台発表部門では軽音楽部やダンス部など有志による発表が主で、特に教員達によるバンドやダンスはクオリティが高く毎年大きな歓声が湧いていました。
体育祭は広い運動場を使ってクラス対抗でムカデ競走やリレーなど様々な競技を競います。
運動が苦手な人は1種目だけ出場し得意な子は5種目ほど出るといった柔軟なプログラミングが可能なので、色々な人が無理なく楽しめる体育祭になっています。
部活動はとても盛んで、野球部・バスケ部・卓球部などの運動部のほか軽音楽部・ダンス部などの文化部も多数あり、同好会も含めると20近くのクラブがあります。
通信制高校も併用して調べてみよう
・定時制と同じ同じ高卒資格がとれる
・登校頻度が少なくて良い(年4日〜)
・私立でも学費が安い(年10万円程度)
大阪府立成城高等学校(定時制課程)にいじめはある?
大阪府立成城高等学校には、他の定時制に比べ10代の生徒が多く在籍しています。
様々な事情を抱えた生徒が入学するため一概には言えませんが、基本的におとなしい雰囲気の生徒が多かったです。
私が通っていた当時は、生徒の数に対して先生の数が3分の1ほどと非常に多かったので、
いじめを防ぐ見回りや日々の悩みに対する相談など、生徒に対するケアが行き届いていました。
ですので、いじめはゼロに近かったと思います。
生徒数が少ないことや、学年の垣根を超えて授業を受けることも多々あり、上下関係はほとんどありません。後輩が先輩にタメ口を使うほど仲の良い人達もいます。
髪型や服装の規定は特になく、昼間はアルバイトも可能なのでとても自由な校風です。電車や自転車による通学のほか、許可を取れば原付バイクでも通学できるためアクセスは良好です。
大阪府立成城高等学校(定時制課程)卒業後の進路について
多くの生徒は正社員として就職を選びますが、そのままアルバイトを続ける人や大学・専門学校に進学する人も少数います。
毎年初めに進路希望調査を実施しており、3年次より本格的に就職を希望する人と進学を希望する人に分かれます。就職希望者は個別の進路相談や就職斡旋、進学希望者は個別の学習支援や面接指導などのサポートを受けられます。
また、進学希望者で経済的に就学困難な生徒には、奨学金制度など個々の生徒の家庭状況に応じて利用可能な制度等の情報提供を行っています。
単位制の総合学科ということもあり、自分の進路に応じて自由に時間割を組めます。
特に進学を目指す人は、科目選択が始まる2年生の頃までに、進学先を受験する上で重要な科目を把握しておくといいでしょう。
大阪府立成城高等学校(定時制課程)に進学を考えている生徒へ
成城高等学校はフレンドリーな先生が多く、多様な科目や設備が充実しているため、いろいろな人におすすめできる学校です。
ただ、バイトと学校を両立する際の体力配分や自分に適した時間割決めなど、計画性を持って行動をしないと中々卒業に漕ぎつけることができません。
私はこの高校に入学する前は引きこもり気味の生活をしていて、コミュニケーションがとても苦手な人でした。
しかし、学校行事や部活動などで友達をつくることを通じて、社会に出る為必要なコミュニケーション能力を養うことができました。
入学当初は大体クラスが皆暗く重い雰囲気になるので、学校に通うのが嫌になる人もいると思います。
ですが、進級や卒業が近づくにつれて自然とクラスが明るく楽しくなっていくはずです。挫けそうなときは是非周りの先生方を頼ってください。きっとあなたの力になってくれると思います。
通信制高校も併用して調べてみよう
・定時制と同じ同じ高卒資格がとれる
・登校頻度が少なくて良い(年4日〜)
・私立でも学費が安い(年10万円程度)
通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと
「通信制入ったけど子どもが辞めた」
全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。
その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。
不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった。自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、時間かけて選べば良かったなあ
学費の安さで公立を選んで失敗
通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。
近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです。
後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須。
通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。
学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます。
簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください