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N高等学校【通学コース】の偏差値・倍率は?不合格になる?入試内容や評判を調査

インターネットとICTツールで、高校卒業資格と幅広い学びの両立ができるN高等学校。学校に合わずにN高を選んだ生徒から、難関大学を志望する生徒までさまざまな生徒が学んでいます。

日本で一番生徒を集めているネット高校ということもあり、N高等学校の通学コースに入学できるか、不安を感じる人が多いのではないでしょうか。ここでは、N高校に入学したい人が知っておきたい入試情報を紹介します。

N高等学校の公式HP
学費73,000円〜詳細
*通信コース/就学支援金適用時
*通学にかかる費用はキャンパスによって異なります
スクーリング年間5日間~
開講コースネットコース/通学コース/オンライン通学コース/通学プログラミングコース
入学時期4月、7月、10月、1月 ※転入生は随時受け付け
専門授業語学/プログラミング/特進コース(キャンパスによる)
本校所在地沖縄県うるま市与那城伊計 24(入学は全国から可)
キャンパス札幌、仙台、東京(御茶ノ水・秋葉原・代々木・渋谷・池袋・立川・町田)、横浜、大宮、千葉、柏、名古屋、浜松、岐阜、新潟、金沢、大阪(天王寺・梅田・心斎橋)、神戸、姫路、京都、広島、高松、福岡、北九州、鹿児島他
目次

N高等学校の通学コースは不合格になることはある?

N高等学校は、通信制高校にあたるため、偏差値という概念は存在しません。一般的に通信制高校の入学試験は、学力試験ではなく、書類選考と面接、作文などで選考を行う学校が多いため偏差値で比較することができないためです。

しかし、偏差値がないから全員が入学できるとは限りません

N高等学校は、オンラインコースは書類選考だけですが、通学コースは、書類選考のほかに入学試験があります。

N高等学校は2017年に通学コースを設置し、初年は1,500人の生徒でしたが、10倍以上の生徒が入学。有名私立中高一貫校から転校してくる生徒もいて、全国区で人気の通信制高校になりました。通学コースには各キャンパスで定員が定められており、定員以上に応募があると、入学試験に不合格になるということがあります。

N高等学校 通学コースの倍率は?

N高等学校では、キャンパスごとの倍率は発表されていません。

ただ、東京、大阪、神戸などでは、人気が集中し、出願者数が定員に達するのが早いため、2月という早い段階で募集を締め切った年度がありました。人気のキャンパスでは、倍率が高くなり、入学を希望しても入れないこともあるようです。

不合格にはならなくても、希望のコースに入れず、通学回数が少ないコースになるケースもあります。入学がしやすいかどうかは、どこのキャンパスに入学を希望しているのかによって倍率は左右されるので覚えておきましょう。

N高等学校 通学コースの入試内容

N高等学校では、コースによって入試内容が変わってきます。

ネットコース:書類選考
通学コース:書類選考、筆記試験、面接
通学プログラミングコース:書類選考、面接、筆記試験、課題

通学コースは、書類選考だけでなく、筆記試験と面接が入学試験で課されます。N高等学校の筆記試験は、数学や英語のような試験ではなく、作文です。N高等学校側は、受験者の人格や適性などを知るためのツールとして、作文試験や面接を実施しています。

作文や面接は、合格するための解答は存在せず、自分らしさや動機をしっかりとアピールできるかが重要なポイントです。人気の通学コースでは、全く対策をせずに受けるのではなく、自分が言いたいことや伝えたいことを事前に対策しておきましょう。

N高等学校では、ネットやICTツールを用いて授業を行います。レポートを作成するためには、基本的な作文作成の理解が必要です。特別難しい作文を書かなければならないわけではありません。中学までに学んだ基本的ルールを守り、自分らしく作文を書きましょう。

準備しておきたい通学コースの筆記試験対策

N高等学校の筆記試験は作文と述べました。作文のテーマは毎年変わり、試験日当日に発表されます。「自分の将来の夢」もしくは「文章を読んで自分なりの意見を書きなさい。」というようなテーマが頻出しています。

高校入試用の作文対策本などを参考にして練習しておけば、当日に慌ててしまうことはありません。制限時間があるため、時間内に文章を最後まで完成できるように練習しておきましょう。通学プログラミングコースは、作文に加えて課題が追加で出されます。課題といっても、プログラミングなどの習っていないような課題が出されることはないので安心してください。

準備しておきたい面接対策

N高等学校の面接で聞かれることは、一般的な内容であることが多いです。

志望動機や自分の長所や短所、中学校で頑張ったことなどの自分自身に関することや、N高等学校でやってみたいことやN高等学校の入学後に目指す将来像など。

面接では、生徒がN高等学校の校風にあっているか、学校の内容を理解して志望しているかをチェックされます。N高等学校でできることと自分の将来や興味を交えて話すと、志望動機もよりアピールできるものになるでしょう。事前に説明会や体験授業に参加し、N高等学校のことをよく知った上で面接に臨んでください。面接は集団で行われるため、周りに萎縮せずに積極的にディスカッションに参加できるようにしましょう。

N高等学校 通学コースの入試を受けた生徒の口コミ

N高生

面接は、5人くらいの集団面接でした。なぜN高等学校を選んだのかを聞かれました。

N高生

面接は集団面接で、あるテーマについて生徒同士でディスカッションを行いました。

N高生

作文は、あるテーマについて聞き取り問題が出題されました。その後、原稿用紙1枚に自分の考えを書くというものです。

N高生

筆記試験があり、次に面接という順番でした。面接は難しい問題は聞かれないので、大丈夫だと思います。難しいテーマではありませんが、日頃から社会やニュースなどに興味を持っておくとよいです。

N高生

集団面接でしたが、和やかな雰囲気で、自分が話している時は周りはうなずいたりしていました。緊張して、言いたいことがうまく言えないこともありましたが、受験した人は皆合格でした。

などの口コミがありました。

面接や作文は一般的な内容が多いようです。作文は、聞かれているテーマをしっかりと理解した上で、自分の意見を時間内にまとめることがポイント。普段の中学生活からニュースや新聞を読んでおくと、どんなことを聞かれても、実際に自分が見聞きしたことと交えて考えを書きやすいです。

作文の書き方はもちろんですが、普段から意識するとよいでしょう。N高等学校の面接は、集団で行われるようです。初めての受験生同士で緊張することもあるかと思いますが、圧迫感のある面接ではなさそうです。周りの人が発言している時にはしっかり聞き、自分の意見をわかりやすく伝える準備をしておきましょう。

失敗しない通信制高校選びのコツ

通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。

通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。

まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。

資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。

*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。

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