卒業生が解説!きのくに青雲高校(通信制)の学費・偏差値・口コミ評判

卒業生が解説!きのくに高等学校ってどんな学校?

きのくに青雲高校の学費
20,000円〜/年間

※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

卒業生

こんにちは!和歌山県立きのくに青雲高校の通信制を卒業したハッシーです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学費情報や偏差値についてもまとめました。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと

「通信制入ったけど子どもが辞めた」

全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。

その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。

不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
  
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ

学費の安さで公立を選んで失敗

通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。

近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです

後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須

通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。

学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます

住所を入力するだけで簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください。

人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう

目次

和歌山県立きのくに青雲高等学校ってどんな学校?

学費20,000円程度
スクーリング月2-10回(日、月)
開講コース通信制課程普通科/定時制(昼・夜)
入学時期4月、8月(転編入のみ)
本校所在地和歌山県和歌山市吹上 5-6-8 JR和歌山駅から「和歌浦行き」バスで15分
卒業生

和歌山県立きのくに青雲高校は昭和23年に設立された桐蔭高等学校をルーツに持つ公立の通信制高校で、和歌山県立桐蔭高校の敷地内に併設されています。

去年は新たに107名の生徒が入学し、2020年の時点で全校生徒数は777名になりました。多くの生徒が同校の通信制課程で学んでいます。

スクーリングの際、全日制の桐蔭高校の生徒たちを見かける機会もありますが、登校が日曜日メインなので交流することはありませんでした。緑豊かな場所です。

和歌山県立きのくに青雲高校の学費

きのくに高等学校 学費・授業料和歌山県立きのくに青雲高校の学費は次のとおりです。

入学金なし
授業料220円/1単位
※25単位取得で5,500円
諸費4,000円+1単位につき学習費200円
その他日本スポーツ振興センター加入費、教科書代が実費でかかります
合計学費約20,000円

ここから就学支援金が差し引かれ、授業料は実質無料となります。そのため年間の支払い総額は受ける授業によって異なりますが、およそ【20,000円/年】となります。

これとは別に、協力校や本校に行くときの交通費がかかりますが通信教育学校割引という制度もあるので利用しましょう。和歌山県立きのくに青雲高校は公立の通信制高校なので、通信制高校の学費平均と比べても格安です。

通信制高校といっても、完全に通いのない学校はありません。国が単位取得で必要と認める日数は学校に行く必要があるため、なるべく近くに本校・協力校があるかは事前に調べておきましょう。

和歌山県立きのくに青雲高校に偏差値はある?

きのくに高等学校 偏差値はある?
卒業生

通信制高校は希望をすれば誰でも入学することができるので、きのくに星雲高校にも「偏差値」と呼ばれる基準はありません。

入学願書は本校で交付されます。

出願資格は中学校を卒業or見込みで和歌山県に住んでいるか働きに来てる人に限り、これに加え必ず事前説明会に出席しなければなりません。説明会に参加するためには電話予約が必要です。

選考は令和3年4月6日に本校で実施され。選考方法は調査書、面接、作文で行われます。募集定員公表されていませんが、毎年100人程度の入学者がいます。

和歌山県立きのくに青雲高等学校の授業内容・時間割

きのくに高等学校 授業内容・時間割
卒業生

私は高等学校卒業資格の取得を目指し、Aコースに進学しました。

Aコースは日曜日と月曜日にスクーリング(登校)があり、自分で履修する授業を決めてスクーリング時にその授業を受け高等学校卒業資格を得るためのコースです。

もう一つBコースというのがありますが、こちらはAコース普通科の一部を選択履修します。授業を受けられるだけで単位の認定はされません。

スクーリングは日曜日も月曜日も時間割が決まっているので、自分が単位を取るために必要な授業がある日に学校へ行きます。

授業は15回の出席と15回のレポート提出が必要で、スクーリングだけでなく自分で勉強することも必要でした。

私の場合は日曜日も月曜日も時間があったので、みっちり授業を受けてレポートも早め早めに提出していました。

レポートの提出ですが、学校の先生に直接渡すこともできますし、学校内のポストに科目ごとに投函したり郵送で送ることでも受理してもらえます。

ですので、学校に行かない場合でも、レポートを進めていくことができます。

なお、スクーリングに毎週行けない人のために、NHKの高校講座を視聴しその内容についてレポートを書くことでスクーリングの代用ができるシステムもあります。

和歌山県立きのくに青雲高等学校の設備・学習環境はどう?

きのくに高等学校 設備はどう?

キャンパスに関しては、桐蔭高校の敷地内に併設されていることもあって普通の公立高校と変わらない内装・外装でした。体育館もあったので運動するための設備もそろっていました。

ですので通信制高校とはいっても全日制高校とそう変わらないような学生生活を送ることも可能です

生徒の相談室や勉強スペースもあるので、人と関わるのが苦手だという人も不自由なく学生生活を送れる環境が整っていました。

職員室に入りやすい雰囲気があったのは特徴の一つといえるでしょう。

生徒と先生の距離が近く、風通しのよい環境だったので困ったことがあれば気軽に先生に相談することができたのは学生生活を円滑に進めるうえで大きな助けになりました。

大人の人と関わるのが怖いという生徒も、自然と先生方と会話ができるようになっていたのは職員室に入りやすい雰囲気があったことと無関係ではないでしょう

生徒が望む設備の導入にも積極的に取り組んでいただけました。

和歌山県立きのくに青雲高等学校のイベントや学校行事

きのくに高等学校 イベント・学校行事
卒業生

学校行事やイベント毎はそう多くはなかったですが、学園祭のようなものがありました。

そこでは各学年ごとに催しを行っていました。私たちのときは飲食店を開いていました(具体的な食品がなんだったかは覚えてないです)。

きのくに青雲特有のイベントとしては、校内生活体験発表というものがありました。

そこでは、発表する人の過去と在学している今現在でどのような変化があったのかを他の生徒に発表するというものでした。

通信制高校ということもあり、特殊な事情を抱えた生徒が多いためにその発表は非常に心を打つものばかりでした。

大変な環境のなかでも学生として学ぶことを選択した人たちの発表はすごく力になりますし、それを聴くだけでもよい経験になりました。

イベントや行事は全体的に緩く、楽しい感じで進行していくのでとても楽しかったです。

イベントを通して友達を作ることもできたので、イベントには積極的に参加してほしいと思います。

参加すればよい変化が起こりますよ。

和歌山県立きのくに青雲高等学校にいじめはある?学校の雰囲気について

きのくに高等学校 いじめはある?
卒業生

通信制高校ということもあり過去に高校を中退した者、経済的な理由で全日制の高校に進学することができなかった者、かつて高校に行けなかったが仕事を定年で退かれたのち、高校卒業を目指して進学してきた者など特殊な事情を抱えている人が多かったです。

しかし、そんな彼らに共通しているのは高校を卒業したいという意思と高校生活を楽しみたいという望みです。

真面目に授業を受けている人が多かったですし、優しい人が多かったのでいじめは私の知る限りではありませんでした。

先生方も常にいじめがないか目を光らせていてくれていたので、学校生活を送るうえでの不安もほとんどありませんでした。

学校全体の雰囲気はおとなしく、優しいものでありました。

和歌山県立きのくに青雲高等学校 卒業後の進路

きのくに高等学校 卒業後の進路私はきのくに青雲を卒業したのち、大阪の大学に進学しました。

私の周りでも数人が大学に進学しましたが、ほとんどの人は就職していきます。

大学に進学するという意思があれば、周りの先生方が全力でサポートしてくれます。

全日制の高校に比べると十分なサポートが受けられるというわけではありませんができる限りのことはしてくれます。

進路に関していえば、就職のサポートの方が整っています。

しかしながら進学に関しても指定校推薦もありますし、センター試験や模擬試験の準備もしてくれるので就職にしても進学にしてもきちんとサポートしてくれます。

大学進学を目指すなら、早い段階から自分で勉強することをオススメします。

授業の範囲だけだとなかなか大学合格は難しいので。授業の内容は基本的なものがほとんどですので。

卒業生

全日制高校の進学が難しい人は、ぜひきのくに青雲高校に進学してください。

先生方はきちんとサポートしてくれますし、友達もできると思います。

自分が進みたい道を探すのには十分な時間を与えてくれますし、どうか頑張ってください!

通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと

「通信制入ったけど子どもが辞めた」

全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。

その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。

不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
  
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ

学費の安さで公立を選んで失敗

通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。

近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです

後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須

通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。

学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます

住所を入力するだけで簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください。

人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう

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