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聖光学院高等学校の通信制ってどう?学費・偏差値・口コミ評判

聖光学院高等学校の年間学費

138,000円~/年間

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※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

聖光学院高等学校は、1962年に設立された聖光学院工業高等学校が母体となって設立された、全日制・通信制をもつ私立高等学校です。

キリスト教主義が教育の基本理念であり、「神と共に働く人に」を校訓としています。

・生徒一人ひとりの個性を尊重し、自分に合ったやり方で学習できるようにする

・空いた時間を利用して、働きながらでも学習できるようにする

この考えを実現する指導とサポート体制により、学校に通うのが苦手な生徒や社会人でも、無理なく目標に向かいあうことができるでしょう。聖光学院高等学校の特徴や口コミ評判、偏差値の有無についてこの記事では解説していきます。

聖光学院高等学校(通信制)ってどんな学校?

住所 福島県伊達市六角3番地
スクーリング 年10日間〜
通学コース 普通科
キャンパス所在地 福島県に2カ所(伊達市・伊達郡)
偏差値 なし
学校URL https://www.seikogakuin.jp/index.php

聖光学院高等学校(通信制)は、高校野球等で有名な聖光学院高等学校の、通信制による高校卒業資格取得のための教育課程として開校しました。

中学からの進学や他校からの転入・編入だけでなく、働いている社会人も広く受け入れています。通信制から全日制への転籍が可能というのも、ほかの通信制高校にはあまり見られない、大きな特徴です。

聖光学院高等学校ってどう?通学コースや学校の特徴

聖光学院高等学校(通信制)は、高校野球等で有名な聖光学院高等学校の通信制課程です。

中学からの進学や他校からの転入・編入だけでなく、働いている社会人も広く受け入れています。通信制から全日制への転籍が可能というのも、ほかの通信制高校にはあまり見られない特徴です。

次に、聖光学院高等学校(通信制)の主な特徴を紹介します。

・全日制と差のない学習時間(3年74単位以上の取得で、高校卒業資格が取得可能です)

・全日制と通信制で転籍が可能

・転入、編入が可能(ほかの高校からの転入や、高校を中退した生徒の編入も可能です)
授業には、主に以下のような特色があります。

・オンライン動画による授業(自分のペースで学習をすることや、スマホなどを使ってスキマ時間を利用した学習もできます)

・CD、DVD教材を使用した学習

・レポートの提出(学習状況の確認とネットでは学べないことを補うことが目的であり、毎月各科目につき1枚ずつのレポート提出が必要です)

・スクーリング(先生や新たな友人との出会いの場であり、体育の授業や理科の実験も行われます)

・豊富な経験を持つ教師によるサポート体制(進路や生活など、教員への相談はいつでも可能です。スクーリング日以外にも登校して相談できますし、電話やメールでの相談も可能です)

・課外活動(修学旅行や芋煮会などが行われており、全日制の文化祭にも任意で参加できます)

・私服での登校が可能(私服での登校により、制服を着ることに抵抗のある生徒にも対応しています。希望者は制服の購入も可能です)

以上のような特徴・特色により、人間関係にストレスを感じがちな生徒でも、前向きに学習に取り組むことが可能です。

聖光学院高等学校(通信制)の口コミ評判

マキさん 2019年卒業
評価:

中学でいじめにあい、引きこもりを経験しています。高校は行きたかったのですが、普通の全日制高校は行く勇気がなかったため、聖光学院高等学校の通信制を選びました。この学校は引きこもりへの理解もあり、経験した生徒の姿も多く、安心して通うことができました。この学校に入学して笑顔も増え、引きこもりを克服することができました。

ミキさん 2020年卒業・進学コース
評価:

前の学校では人間関係のストレスで体調を悪くして、休みがちに。引きこもりにも理解があるこちらの学校に編入しました。

休みがちになったが、今では外へ出るのも抵抗なく、前向きに登校できている

普段学べないようなことを特別講師に教えてもらえるので、刺激のある学校生活が送れる

聖光学院高等学校には学費免除制度はある?学費サポートや奨学金情報

聖光学院高等学校(通信制)の学費の内訳は、以下の通りです。

入学金 100,000円
授業料 240,000円 ※就学支援金対象
施設維持費 12,000円
システム維持・管理費 26,000円
就学支援金 ▲240,000円
※世帯年収590万円未満
学費合計 138,000円 ※就学支援金対象

また、聖光学院高等学校(通信制)は「高等学校就学支援金」の対象校として、授業料の支援を受けることができます。

以下がその詳細です。

高等学校就学支援金を受けられる条件

「市町村民税所得割額」が年に910万円程度を下回る世帯です。

支援金を受ける条件を左右する「市町村民税所得割額」は、生徒の保護者(両親または親族)の合算によって計算されます。支援金は月に9900円であり、年間では11万8800円です。

「高等学校就学支援金」の申請資格がない人

全日制高等学校等に在学した期間が、通算して36カ月を超えている場合は、高等学校就学支援金への申請資格がありません。この在学期間は、定時制・通信制などに在学していた場合は、全日制の期間の4分の3として計算されます。

聖光学院高等学校に偏差値はある?入試情報について

聖光学院高等学校の通信制は偏差値なし

全日制の聖光学院高等学校と違い、通信制の場合は偏差値はありません

通信制の入学は、面接と書類審査のみ。偏差値の指標である学力テストはありません。

ただし、出願資格は福島県、宮城県、山形県、新潟県、栃木県、茨城県に在住している方のみとの条件があります。これは、スクーリング日に登校する必要があるためでしょう。

以下は、出願書類の提出から合格までの流れです。出願に必要な書類も紹介していますので、参考にしてください。

出願書類提出から合格までの流れ

1.出願書類を用意する

新入生・転入生・編入生共通の書類:入学願書、入学検定料納入票、受験票

新入生に必要な追加書類:入学志願に関する調査書

転入生に必要な追加書類:転入学の照会状、転・編入学調査書、科目履修状況証明書、在籍証明書、転・編入学調査書

編入生に必要な追加書類:転・編入学調査書

2.入学検定料1万円を納入する

3.合格発表:面接後3日以内に郵送により通知

入学手続きは、合格通知到着後7日以内に、授業料等納入金を一括で振り込むことで完了します。

(※)ここで紹介した出願に必要な書類は、聖光学院高等学校(通信制)の公式ホームページからダウンロードが可能です。

聖光学院高等学校が向いている生徒/向いていない生徒

向いている生徒

聖光学院高等学校(通信制)は、主に以下のような体験や思いのある生徒に向いているといえるでしょう。

・将来の目標はあるけれど、人間関係が苦手で全日制高校に通うのが難しい生徒

・毎日登校するのではなく、自分のペースで学習を進めて高校卒業資格を取得したいと考えている生徒

・新たな環境でチャレンジし直したいと考えている、不登校が続いている高校生

向いていない可能性がある生徒

また、以下のような生徒は、聖光学院高等学校(通信制)に向いているとはいえないでしょう。

・難関大学への進学を希望する生徒

・暗記中心の学習が得意で、社会見学や実習が進学に必要とは感じていない生徒

このような生徒は、聖光学院高等学校(通信制)の教育方針に違和感を感じるかもしれません。