卒業生が語る!クラーク記念国際高等学校(静岡キャンパス)ってどんな学校? 学費や通学コース、生徒の雰囲気を解説します。

通信制高校は4月を過ぎても、途中入学(編入)が可能な学校がたくさんあります。最近は通わなくても、インターネットで学べる学校も増えてきています。どんな学校があるのか、まずはパンフレットを取り寄せて見てみましょう!

通信制高校のパンフレットをまとめて取り寄せる→


クラーク記念国際高等学校 単位制コースを卒業した竹です。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

クラーク記念国際高等学校(静岡キャンパス)の基本情報

住所 静岡県静岡市 駿河区森下町4−20
通学コース 全日型
単位制
在宅・ウェブ
スクーリング 週5日通学(全日型)
週5~1日通学(単位制)
週2~1日通学(在宅・ウェブ)

全日型コースでは、他の全日制の高校と比較してユニークなコースがたくさんあります。

声優、プログラミング、ダンス系、美術、国際など、専門学校にしかなさそうなカリキュラムを、自分の描きたい将来に合わせて選ぶ事ができます。

私は静岡キャンパスにいたので、他のキャンパスでの出来事で言えば、熱狂的なファンの多いアニメ「ゆるゆり」で主人公を演じた声優の大坪由佳さんが、秋葉原キャンパスの出身です。

クラーク記念国際高等学校(静岡キャンパス)の通学コース


私が高校生活として3年間通学したコースは、通信制の週一通学のコースでした。

毎週土曜日に、朝の10時過ぎくらいに授業に始まります。

私は、もともとは全日制の男子校に通っていましたが、そこでいじめに遭い、耐えきれず両親に打ち明けて頼み込んで「アルバイトをするならいい」という条件の下で、このクラークに転学をしました。

1年生の7月でした。

時間割は多い時でも3時間の授業で、お昼を挟めば昼食の時間と昼休みがあり、遅刻をしてくる人も多くて、その遅刻に対して先生が強く咎める事は一切ありませんでした。

遅刻して入室して来て、空いている席を探しながら少し困っている子に対して、先生が「そこ空いてるよ~」と気をまわして席を指し示している光景は、ほぼ毎回の授業の日(土曜日)で見かけるものでした。

この週一通学のコースは、まず、自分の将来を前向きに描いて、「よし、やってみよう」という主体性をすごく褒めてくれるんです。

でもその一方で、将来を考える中で迷って停滞していて、なかなか学校に来れていなくても、「今は迷っているのかな」とゆっくりとその人のペースを尊重している先生の姿が印象的でした。

クラーク記念国際高等学校(静岡キャンパス)の設備の充実度、専門授業の質


冷暖房が完備されています。設備としては綺麗です。

学校というよりも予備校の教室のような教室です。

キャンパスによって設備は少しずつ異なるようですが、私の通っていた静岡キャンパスでは、パソコンの操作の授業ではパソコン室で一人一人にちゃんとノートパソコンが貸し出され、皆がカタカタとタイピングの練習をしていたのを覚えています。

体育の授業は、とても刺激的でした。

というのも、みんなで遠足のようにちょっと近隣のサッカーコートまで出向き、学校がそのコートを貸し切り、そこでのんびりとサッカーボールを蹴ったり、体操をしたりしました。

体育の授業でフットサルと聞くと、体育会系のやんちゃな生徒達がゲームを支配して、みんなで出来ない、という構図が浮かびがちですが、そこは先生がナーバスに気にかけている事で、ちゃんと人数を分ける時に配慮をしてくれました。

サッカーなんてやった事の無い女の子が、ぎこちなく「えいっ」と蹴ったら、ゴールに入ってチームが僕のいたチームが勝利した時には、「体育の授業でこんな光景が視られる高校って他にあるだろうか」なんて思ってました。

専門授業・・・とは言えないかもしれませんが、私は当時、数学1Aの三角比の難しさに悩み、担任の先生に個人的に頼んで、頻繁に分からない箇所を印刷して持っていって、マンツーマンで教えてもらっていました。

クラーク記念国際高等学校(静岡キャンパス)のイベントや学校行事


通信制高校で文化祭があるといったら、なかなかイメージと違うと感じる人も多いかと思います。

しかし、バンドのようなオーソドックスなパフォーマンスから、ダンスやサブカルチャーモノの出し物まで、本当に色んな人が色んな事をやっていました。

私はもっぱら観る側でしたが、好きな女の子がアニメキャラのコスプレで踊っていて、何も聞いていたなかったので衝撃だったのを覚えています。

私は、全日制のコースには通った事がありませんが、全日制のコースに通っている人と友逹になる機会もありました。

イベントの多彩さで言えば、むしろ一般的な全日制の高校よりも少し多いくらいです。

先生も、生徒全員がそれぞれの在り方で輪に入って、その輪の中で自分の高校生活の一番楽しいと思える過ごし方を探している姿を見守っているような方が多かったです。

また、生徒によっては気持ち的に気が進まないイベントというのもあります。

そういう子に、無理やり参加を強いるような先生は一人もいなかったです。

あくまで、本人と目を合わせて向き合いつつも、その生徒の心のペースを尊重するという姿勢が、どの先生にも一貫していたように思います。

あくまで普通の一人の生徒だった私から見てですが、とても楽しかったです。

クラーク記念国際高等学校(静岡キャンパス)の雰囲気やいじめ


まず、私も当時気になっていた事として、いじめがあるかないか。

これは、ありませんでした。

このクラークは、何らかの事情で転学先として選ばれる事が多く、私もその一人でした。

その中でも、いじめによってこの学校に転学してくる生徒も多いので、いじめが学校で起きないようにする事は、先生全員がものすごく気を配っています。

そして、生徒達もそれを分かっているので、いじめをされるからと恐れている生徒は、私の知る限りでは一人もいませんでした。

もちろん、やんちゃな生徒というのもいます。

でも、やんちゃな人はやんちゃな人で固まっていて、その人達同士でお話をしているだけで、かといって、そこまでグループ化が進んでいているわけでもなく、教室は不思議な空間でした。

最初は「なんだここは・・・」と戸惑いましたが、3回目くらいに通う頃には、友逹もいて居心地がよかったです。

クラーク記念国際高等学校(静岡キャンパス)の卒業後の進路


卒業後の進路は、そのまま就職の人もいれば、本当に分野が広いです。

IT系、演技系、美容系、音楽系などが友逹でいました。

芸術系に進む人が私の周りでは多かったのですが、一方で、普通に大学受験の道を選び、この学校に通う傍らで某予備校にも通っているという子もいました。

ちなみにですが、僕もそのタイプの一人でした。

予備校で勉強したり、学校で先生に数学を個人的に教えてもらったり、今思えば、週一通学とは言えど結構きっちり予定を組んでやっていたように思います。

他には、調理系に進むと言っていた男の子の友逹もいました。

詳しい話は聞いていませんでしたが、いわゆる住み込みの修行なのかな?とか今では振り返って想像しています。

資格取得を視野に入れるにしろ、専門学校、一般的な大学、就職、生徒本人が先生と話し合って、自分のしたい事を見つけていく機会というのは、とてもたくさん用意してくれていました。

たびたび学校内での資格取得の機会についてホームルームで先生が語ったりしてました。


まず、この学校の存在を認知して欲しいと個人的に思うのが、高卒認定試験を検討している方です。

特別なこだわりや事情が無ければ、この学校で週1~2通学をして卒業するほうが、労力で言えば絶対に余裕が持てるでしょう。

私もかつて、高卒認定試験を検討し、こういう学校がある事を知り、入学し、アルバイトや部活動をしながら、時にのんびりと交友をしながら、卒業しました。

逆に、やめたほうがいいと思う人というのは、自分でしっかり考えて、通学の日以外の時を放蕩して過ごしてしまいそうな人。

つまり、自律が苦手な人です。

ちゃんと「自分の将来だから」とある程度の計画性を持って過ごさないと、後で短期間での決断を余儀なくされるのは、他の高校と一緒です。

自分のニーズとこの高校のカリキュラムや制度、校風が合うか。

考えて納得して入学すれば、この学校のメリットを最大限に享受できると思います。

通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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