延岡青朋高等学校の年間学費
30,500円~/年間
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。
宮崎県立延岡青朋高校の通信制を卒業した馬場です。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。
宮崎県立延岡青朋高校(通信制課程)ってどんな学校?
住所 | 宮崎県延岡市平原町2丁目2618-2 |
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通学コース | 定時制課程 通信制課程 |
学費 | 30,500円程度 |
スクーリング | 日曜スクーリング(本校、協力校、年間18日) 月曜スクーリング(本校のみ年間18日) |
また、通信制の高校には珍しく学校行事が非常に多く、様々な学校行事を通して学友と親交を深められる点も魅力の一つです。
また学業だけでなく、私的な悩みについても深く相談に乗っていただける先生方がいらっしゃいます。
宮崎県立延岡青朋高校(通信制課程)の学費情報
入学料 | 500円 |
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授業料 | 230円/1単位 ※就学支援金対象 |
校納金 | 12,000円 |
教科書代 | 18,000円程度 |
年間学費 | 30,500円 ※就学支援金適用時 |
*授業料部分は国の就学支援金により全額無料になります。
宮崎県立延岡青朋高校(通信制課程)の通学コースについて
私は青朋高校の通信制課程を受講しておりました。
通信制課程では、週に三回(土日月)のスクーリング受講と、平日のレポート作成を年間を通して行っていました。
まずスクーリング受講についてですが、これは年度のはじめに自分が取りたい単位の授業をあらかじめ選び、それに沿う形で土日月のいずれかの曜日に設定されている授業を受講し、必要単位数をとっていくというものです。大学の形に似ていたように思います。
土日月すべての時間受講することもできるので、前期のほうで多く単位を取得し、後期には就職活動を行うといった風な自由が利く過程となっていました。
平日のレポート作成については、これまた自分が取りたい単位の授業から一年を通してのレポートを渡されます。
一年を通しての内容になりますので、講義を受けていないレポート問題なども当然あり、教科書などを活用して自由に取り組んでいくことができるようになっていました。
問題が難しい時などは、担当の先生が平日・祝日とわず学校で勉強室を開放されていたので、一人ですべてを調べなくてはならない、ということはなかったです。
単位取得・レポートの全提出をもって単位認定されるという形になっていました。
宮崎県立延岡青朋高校の設備・学習環境はどう?
机や椅子などは一般的なものを使用していました。
一度の講義で約10~20人程度が受講することがほとんどですが、教室をせまいと感じることはなかったです。
また、図書館では、普段通り本を読む場所とは別に勉強室が確保されており、そこでレポートなどのわからない場所をいつでも先生に聞くことができる仕組みとなっていました。
職員室にいる先生などでは忙しいかもと気後れしてしまうような時にも気軽に立ち寄ることができたので、生徒が集中して勉強するための空間が非常に充実していました。
屋外には、体育館・グラウンドが整備されており、体育の講義などでは内外で十分に体を動かすことができるようになっています。
また、体育館の二階には簡単ですが、筋トレなどのトレーニング器具も充実しており体を鍛える目的で利用する生徒も多かったです。
宮崎県立延岡青朋高校のイベントや学校行事
学校行事は基本的に通信制の生徒会が主体となって行っていました。
運動会・文化祭やフリーマーケットなど一般的な学校にあるものから、通信制ならではの雰囲気ものもあり非常に楽しかったです。
特に文化祭のステージ発表などは、決まった募集要項などはなく、生徒がやりたいことを自由に行うという事になっていました。
バンドの演奏やダンスなど一般的なものだけではなく、漫才・演劇・三味線の演奏など生徒の個性が強く出る学校行事に仕上がっていたことも魅力の一つだと思います。
また、「生徒に楽しんでもらいたい、交流を深めてもらいたい」という先生方の気持ちが強く表れているということも、共通して言えることだと思います。
どの行事でもそうですが、必ず一緒に参加している生徒と自由に交流する時間が設けられていて、その中でまだ話したことのない生徒と話すきっかけになったり、受講していない講義の様子を聞いたり、生徒の関心が学校へ強く向く様な学校業・イベントになっていました。
宮崎県立延岡青朋高校にいじめはある?学校の雰囲気について
ですが、延岡青朋高校の通信制課程の特徴は反対に、いい意味で自由だという事だと思います。
学校全体が明るく、だれとでも仲良くなれるような雰囲気づくりに努めているという事はもちろんですが、仲良くなれないからといってそれを悪く言うような雰囲気はどこにもありませんでした。
通信制の高校には友達を作って高校生活を楽しみたい人・学業を優先したい人・仕事との両立に励んている人と様々な人がいます。
その中で、自分らしい学校生活を送れるという雰囲気・環境が非常に過ごしやすいものでした。その認識は学校に通う全員の中にあったと思います。
その為、いじめやそういった類のことは全くありませんでした。自分とは違う生活をしている人を受け入れる雰囲気づくりがあったからです。
通信制の高校への入学となると、あまりいいイメージは持てないかもしれませんが、普通の高校以上に自由な環境がありました。
宮崎県立延岡青朋高校 卒業後の進路
私は卒業後福祉系の大学に進学し、介護の職につきました。やはり、在学中に講義の一環として行ったボランティア学習の影響が強かったと思います。
介護の職だけではなく、聴覚支援の必要な児童との関わり、障害を持つ方の就労の支援を行う施設でのボランティアを通して、福祉という職につくきっかけをいただきました。
それ以外のボランティア活動についても、将来社会に出て自分がどのような職業に就くのだろうかという道筋を示してくれるものばかりで、通信制課程で実際に体験しながら学ぶことができた結果だと感じます。
友人の中にも将来の夢を高校時代に明確にした人が多く、講義の中で行われるボランティアや、課外活動の影響は非常に大きいものでした。
人の目を気にせず、自分のやりたいことをしたい!という人にはぜひおすすめです。
それができる環境・雰囲気がこの高校にあります。
延岡青朋高校の通信制課程で、自分らしい高校生活を過ごされてみてはいかがでしょうか。