母親
編集部 まゆみ
こんにちは、「通信制高校選びの教科書」編集部のまゆみです。
通信制高校の学費は、私立オンライン学習中心の通信コースであれば【年間10万円程度】に収まる学校が多いです。
公立校も年間数万円で通えますが、私立と比べて通学しなければならない日数が多いため、学費よりも交通費がかさむことも。
検討段階では、通える範囲にある通信制高校の資料をまとめて請求し、公立・私立を問わず広く情報収集をするようにしましょう。
母親
色んな通信制高校を調べているけど、色んな学校があって選べない!
子どもが3年通うところだし、学校選びで失敗したくないな・・・
編集部 まゆみ
学校選びで失敗したくない場合は、近くにある通信制高校の資料がまとめて請求できるサイトを利用するのが便利です。
近所にどんな学校があるかわかりますし、オープンキャンパスや説明会情報も手に入ります。
家族で相談するときも、紙媒体の資料が手元にある方が話しやすいですよ。
通信制高校は全日制の高校と比べて学費が安いことは知られていますが、母子家庭でも通わせることができる学費なのか、気になるお母さんも多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、通信制高校にかかる学費の平均や、母子家庭の生徒が受けることができる支援金の情報をまとめました。
通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと
「通信制入ったけど子どもが辞めた」
全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。
その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。
不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった。自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、時間かけて選べば良かったなあ
学費の安さで公立を選んで失敗
通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。
近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです。
後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須。
通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。
学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます。
簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください
人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう。
目次
通信制高校の学費はどのくらいかかる?公立と私立、それぞれの学費平均
まずは、通信制高校に通う際にかかる費用をみていきましょう。
通信制高校の一般的な授業料は?(公立・私立)
一般的な通信制高校の場合、初年度に必要とされる費用は、
公立の通信制高校:約5万円
私立の通信制高校:約25万円(通学のない通信コースの場合)
と言われています。
具体的な内訳は、公立高校が入学金500円、授業料1〜3万円、その他教科書代や施設費などに約3万円。私立高校では入学金が2〜5万円、授業料が約18万円、その他教科書代や施設費などに3〜15万円となっています。
またこの他に、卒業までに必要とされる単位を取得するための対面授業(スクーリング)に交通費等の通学費がかかります。
こうしてみると公立高校と私立高校とでは、学費に大きな差があることがわかります。
一見してみると通信制高校に通うのであれば、学費の安い公立高校を選択するのが良いと思われてしまいがちですが、公立高校と私立高校ではカリキュラムに大きな違いがあるのです。
公立は学費が安く、私立は卒業までのサポートが充実
通信制の公立高校は他の高校と比較しても圧倒的に学費が安く、家計への負担を負担を考える方にとっては魅力的でしょう。
その一方で、日本国内にある公立の通信制高校の数は少なく、あまり選択肢がありません。
月数回ある対面授業への出席を考えると、通学費用や生徒自身への負担は少し大きいといえます。通信制の私立高校は学費こそ公立と比較して高い傾向にありますが、卒業を目指す生徒へのサポートが充実しているというメリットがあります。
全国各地にあるキャンパスで授業を受けることができたり、出席日数を生徒個人で選ぶことができたり、講師から生徒に対するレポート作成へのアドバイスなども丁寧に行ってくれるなど、高校を卒業することを目標としたカリキュラム作りがなされており、公立高校と比較して卒業率は高めの傾向にあります。
公立と私立では学費以外にも、授業内容などに差があります。
現在通信制高校に通う生徒のうち半数以上が私立に通っているといデータもあり、授業内容や通いやすさなど学費以外の面で高校を決めている人も多い印象です。
通信制高校に通う学費は年間5〜25万円程度
このように通信制高校の学費は公立か私立かで違いはあれど5〜25万円程度となっています。
全日制の高校と比較するとかなり安いですが、それでも母子家庭で収入に不安があり家計への負担が気になる人もいるかもしれません。
ですがご安心ください。母子家庭のように費用の負担が気になる場合でも、さまざまなサポートを使えば通信制高校に通うことは十分に可能です。
編集部 まゆみ
通信制高校は、同じくらいの学費でも、オンライン教育の充実度や学びやすさが異なります。
オンライン教育の充実度=卒業のしやすさにも直結するので、検討する上では、近隣にある通信制高校を検索・資料請求を行い、比較してみるのがおすすめです。
母子家庭でも通信制高校の学費支払いは十分可能!
日本では母子家庭のみならず、収入が不安定であったり国から援助を受けて生活をしている家庭で暮らすを対象としたサポートが充実しています。それらの制度を賢く使えば家計への負担を最大限減らしながら高校卒業を目指すことができます。
ここではさまざまな支援制度の中から母子家庭など低所得世帯と対象とした「就学支援金」、さまざまな団体や高校からサポートを受けられる「奨学金と学生ローン」についてご紹介します。
母子家庭でも受け取ることができる就学支援金とは?
日本で暮らす子どもたちの学びの機会を守るため文部科学省が設けているのが「高等学校等就学支援金制度」です。
「就学支援金」とも呼ばれるこの制度では、かねてより公立の高校に通う生徒のうち世帯収入が910万円以下の場合において、国が授業料相当の就学支援金を支給してきましたが、2020年4月より私立高校へ通う生徒を持つ家庭への支援も拡大し、世帯収入約590万円以下の家庭へ全国の私立高校の平均授業料を勘案した額を支給しています。
具体的な支援金については世帯収入によって異なりますが、多くの家庭では授業料の負担を1〜5割程度に抑えることができるようです。
この制度を利用するためには、高校に入学する際に学校側から配布される受給資格認定申請書と市町村民税所得割額を確認することができる書類を提出し、また受給資格が認定されたあとも世帯収入が変化していないかどうかなどを確認するために、収入状況届出書などを提出する必要があります。
就学支援金は申請も簡単な上、受け取った支援金の返済義務もありません。日本の高校に通う子どもを持つ家庭の約8割が利用している制度なので安心して支援を受けることができます。
母子家庭は奨学金や学生ローンを利用する方法も
就学支援金以外で、授業料の負担を減らしてくれるのが奨学金や学生ローンです。それぞれについてご紹介します。
1.通信制高校の奨学金制度
通信制高校で使える奨学金には国や自治体以外に高校自体が用意しているものもあります。
奨学金は申請する団体によって支給額などに差があり、また返済不要の給付型や返済義務を伴う貸付型など支給されたお金の扱いについても大きな違いがあったり、生徒自身の成績が給付の審査対象になるなど、特別な条件を設けている団体もあります。
利用する際には、規約をしっかりと確認しながら選ぶようにしましょう。
2.学生ローン
学生ローンも奨学金と同様にさまざまな団体から、学費のサポートを受けられる制度です。学生ローンは学費を一時的に借りているという形になるため、返済義務があります。
団体によって無利子であったり、低金利であったりしますが、基本的は学生ローンを利用する際には最終的にかかる費用は、普通に支払った場合の授業料よりも高くなると思って良いでしょう。
学生ローンを利用することによって家計への負担は少し増えますが、高校入学のために必要なまとまった額を出せる余裕がないなど収入が不安定な家庭では、利用を検討するものよいのではないでしょうか。
編集部 まゆみ
通信制高校の学費は、私立オンライン学習中心の通信コースであれば【年間10万円程度】に収まる学校が多いです。
検討段階では、通える範囲にある通信制高校の資料をまとめて請求し、公立・私立を問わず広く情報収集をするようにしましょう。
家計にかかる負担を減らすためにできること
ここまであらゆる制度を利用して学費の負担を減らす方法をご紹介してきましたが、それ以外にも家計への負担を減らす方法はあります。
1.アルバイトをする
通信制高校は全日制の高校とは違い毎日学校に通う必要がないため、通学日以外にアルバイトや仕事をして、自身で学費や授業料を負担している生徒も少なくありません。
アルバイトに精を出しすぎて勉強がおろそかになっては元も子もありませんが、通信制高校は学費が安い分仕事と学業を両立しながら学費を支払うことは、難しいことではないでしょう。
2.授業料以外の費用を抑える
通信制高校に通う際に意外とかかるのが交通費です。
自宅のそばに授業を受けられるキャンバスがあればよいのですが、電車などの交通機関を利用すると意外と費用がかさむことも少なくありません。
そのため、交通費を抑えるために高校を選ぶ段階で自宅から通いやすい場所であるかどうかを確認するなど、事前に調べておくことも家計への負担を減らすコツです。
母子家庭でもおすすめな学費の安い通信制高校
1.N高等学校(73,000円〜/年)
学費 | 73,000円〜(詳細) *通信コース/就学支援金適用時 *通学にかかる費用はキャンパスによって異なります |
スクーリング | 年間5日間~ |
開講コース | ネットコース/通学コース/オンライン通学コース/通学プログラミングコース |
入学時期 | 4月、7月、10月、1月 ※転入生は随時受け付け |
専門授業 | 語学/プログラミング/特進コース(キャンパスによる) |
本校所在地 | 沖縄県うるま市与那城伊計 24(入学は全国から可) |
キャンパス | 札幌、仙台、東京(御茶ノ水・秋葉原・代々木・渋谷・池袋・立川・町田)、横浜、大宮、千葉、柏、名古屋、浜松、岐阜、新潟、金沢、大阪(天王寺・梅田・心斎橋)、神戸、姫路、京都、広島、高松、福岡、北九州、鹿児島他 |
募集人数 | |
偏差値 | なし(偏差値詳細) |
出願期間 | 参考:2023年度募集日程 第1期:2022/9/30-2022/11/1 第2期:2022/11/4-2022/12/6 第3期:2022/12/9-2023/1/10 第4期:2023/1/13-2023/2/14 第5期:2023/2/17-2023/3/7 第6期:2023/3/10-2023/3/22 ※転編入は随時募集 |
選抜方法 | 【通学コース・通学プログラミングコース】 課題作文・面接 【ネットコース】 書類選考 |
検定料 | 【通学コース・通学プログラミングコース】 15,000円 【ネットコース】 10,000円(事務手数料代込み) |
2023年度
国公立大 | 東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、大阪大学、九州大学、東京工業大学、一橋大学、広島大学、室蘭工業大学、小樽商科大学、岩手大学、宮城教育大学、秋田大学、山形大学、茨城大学、千葉大学、電気通信大学、東京外国語大学、東京藝術大学、東京農工大学、横浜国立大学、新潟大学、長岡技術科学大学、富山大学、金沢大学、山梨大学、信州大学、静岡大学、岐阜大学、島根大学、山口大学、香川大学、熊本大学、鹿児島大学、琉球大学他 |
私立大学 | 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学、成城大学、成蹊大学、明治学院大学、國學院大学、武蔵大学、南山大学、立命館アジア太平洋大学、津田塾大学、東京女子大学、昭和女子大学、共立女子大学、大妻女子大学、同志社女子大学、京都女子大学、武庫川女子大学、日本女子大学、フェリス女学院大学、神戸女学院大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学、女子美術大学、東京造形大学他 |
海外大学 | トロント大学、マンチェスター大学、キングス・カレッジ・ロンドン、シドニー大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校、モナシュ大学マレーシア校、ウィスコンシン大学マディソン校、オークランド大学、トリニティ・カレッジ (ダブリン大学)、ニューカッスル大学他 |
N高等学校の2023年度合格実績
こちらの学校はいじめ・不登校などの問題を抱えた方に対するケアがしっかりとしているとのことで編入しました。実際、特に問題なく、先生方をはじめ学校側がすごくそのあたりをケアしているのが感じられました。
しかし、メンタル的なサポートをしっかりとしてくれるのは有り難いことですが、そういうサポートを受けなければ学校生活を送れないというコンプレックスを感じてしまいました。そういう意味では少し我慢して普通の高校に通ってもよかったのかなと思います。
学校や先生の雰囲気は非常に素晴らしいです。もともと、人間関係などの問題を抱えているという前提で向き合ってくれますので、通学することにストレスは感じませんでした。
進路に関しては正直、最初は不安でしたが、アニメが好きな知り合いがたくさん増えました。同じ趣味を持つ友人ができたので、将来はアニメ関係の道を目指せたらと思います。
人間関係などの不安で将来が心配な方は安心して通われて大丈夫だと思います。何より、同じ境遇や立場な方が多いので、自分が孤立しているという不安は解消できると思います。
N高等学校は1年目の評価が高いですなぜなら他の学校とは違うこいうことを実感できたからです違いとは、パソコンのスキル、Adobeのスキル、タイピングのスピードなどは他の学生よりも1年間で圧倒的に伸びたと感じますまた自由時間が多く(自分のやりたいことに取り組める時間)資格取得などにも取り組むことができました。
2年生からは1年生の時と同じような感じなのでこの制度にあき、N高でできる様々な課外活動系を重点的に取り組みましたそのおかげで日本、世界など様々なことが知れました(課外活動は全国各地、海外の課外活動もあります)。また短期で語学留学に行き様々な成長をすることができました。また予備校にも通い始め学力も伸びすごく充実していました(ちなみに2年生は週3です)
3年生では受験のため課外活動とかは一切せずに勉強に集中しました私はn高の場合いかに自立できるかで、評価が1~5は変動してくると感じます理由は宿題がなかったり、学校の中で自習の時間が1日の半分を占めるからです。
その時間を自分のためになる時間として使うかはたまたYouTube見てしまうか生徒の判断ですが自習の時間を活かせるかでN高を検討した方が私は良いと感じました自分のやりたいことをすでに持っている人にとってN高はお勧めできる価値のある学校だと感じます
良かった点私は人間関係の悩みでN高等学校に変えたので、まず人付き合いを強制されないというところにとても安心感を感じられ良かったです。
次にN高等学校のネットコースはとても登校日数が少ないので往復3時間かけていた登校時間の短縮が出来たことや、どんな時間でも好きなだけ授業動画を見ることが出来る機能があり、自分の集中出来るタイミングや自分のその時にできる量をやる事が出来たため、自由な時間がとても増えました。
その時間を使い、自分のスキルアップの時間を多く取る事が出来たのは今でもとてもよかったと感じています。
悪かった点ネットコースなので先生や他の生徒達との繋がりが弱いです。The高校生のような青春を送るのは少し難易度が高いと感じます。一応N高等学校には部活のようなチャットグループがあるのですが、キャンパスで面識があるお友達同士しか喋っていないことが多いので、ネットコースの人は上手くいかないこともあるかもしれません。
学校について私が言ったらキャンパスの建物はとても綺麗で、机等も使いやすい形でした。自動販売機等もあり不便さを感じることは無かったです。コロナ対策もしっかりしていて安心して登校する事が可能です。
結論から申し上げると、この高校に通うことができて本当に良かったと思います。学習面に関しては、自己管理能力や自己学習能力が求められますが、その点に関しては他の通信制高校でも大差はないと思います。
N高等学校の一番素晴らしかった点は、プログラムやイベントの多さです。投資部や起業部などの他の学校にはないユニークな部活があったり、ニコニコ動画を活用した大久保な文化祭が執り行われたりするなど、この高校でしかできない体験をたくさんすることができました。また、進路サポートも充実していて、国内の大学や専門学校進学に関する指導だけではなく、海外大学への出願サポートもあるため、さまざまな進路希望に対応してくれます。先生方は比較的若く、穏やかな方々が多い印象です。
中には学生時代不登校だった先生もいらっしゃるので、学校に生きづらいという生徒に寄り添ってくれる先生もいらっしゃいます。費用に関しては、週五日の通学コースだと本当に高いです。おそらく、全日制の私立高校よりも高いと思います。学費を節約したい場合は、ネットコースにして、オンライン上でさまざまな部活やイベントに参加するのがいいのではないかと思います。
よかった点は全日制の高校いってた時よりかは時間に縛られずノーストレスで家で学習していたところや、他の高校生と違い時間がありふれていたので、すきな趣味に没頭したり、今まで習ってきてなかったスキルを習得する時間を作れたことがよかったところです。
悪かった点は、全日制とは違い自宅にいる時間が多く、それと授業も先生方から渡された動画や課題をこなすだけだったので人とのコミュニケーションのできる場がなくて友達を作ろうにも作れない状況でした、ですが年に三回は指定された場所で授業をうけるのがあり、同じ気持ちをもってる優しい方もいれば、口が悪い子もいたりで微妙でした。
学校の先生の雰囲気は、誰よりも優しく、誰よりも相談に乗れる方々がいて疲れた心を癒してくれる場所でもありました。全日制の高校の先生なんか大抵が心がないやつしかいないので通信は優しい方がいっぱいいました。最後に迷ってる子がいるとしたら、通信も悪くない場所です!
2.NHK学園高等学校(98,100円〜/年)
学費 | 98,100円〜 *通信コース/就学支援金適用時 *通学にかかる費用はキャンパスによって異なります |
スクーリング | 月1-2回 or 年1回の集中スクーリング(4日間) |
開講コース | ネット学習コース/ライフデザインコース/登校コース |
入学時期 | 新入学:4月 10月/編入学:4月 ・10月/転入学:随時 |
本校所在地 | 東京都国立市富士見台品2-36-2 |
キャンパス | 東京/札幌/盛岡/仙台/名古屋/大阪/広島/福岡 |
学校の雰囲気に関して。容姿が派手だったりする人もいるので、最初は面食らいますが、特にトラブルなどはありませんでした。(もっとも、通信制ということもあり他の生徒と積極的に関わる事そのものがとても少ないです。)
先生方について。NHK学園本校から来ている先生と名古屋大谷協力校で普段教鞭をとられている先生がいます。本校から来ている先生はスクーリング日に校舎にいて生徒の相談ごとを聞いたりレポートに関してアドバイスをすることはありますが、直接授業を担当する事はありません。先生らしく振る舞ってくれるのは文化祭などのイベントや卒業式の時ですね。印象は悪くなかったですが会話する事はあまりなかったです。授業やホームルームは名古屋大谷高校の教師・講師陣が兼任して担当しています。年齢層は高めだった印象です。
授業がない休日の校舎を借りてスクーリング、という形ですが名古屋大谷高校の生徒さんも部活などで敷地内にいることがあります。特に何かある訳ではないですが私服の生徒がいる事に一瞬驚く反応をされたりします。校舎は綺麗でオンラインレポートなど比較的学習しやすいシステムがあり卒業はしやすいと思います。
良かった点は自分のペースで勉強を進められるところです。映像で学ぶ学校でしたので、好きな時間に好きな場所で授業を受けることができ、自室で受けたり・カフェで受けたり・電車の中で受けたりと自由度が高く、長時間教室に座っているのが苦手な私には合っていました。
逆に悪かった点は友達との距離感が遠いため、休日に遊びに行ったりは殆どなく、「ザ・高校生活」を求めている人は物足りない3年間になるところです。
部活動も学校として力を入れていないので、大学入試や今後の就活の際にエピソードに困る場合があるかと思います。
また、高校で行う授業は基礎の基礎しかやらないため、大学に進学を検討している方は塾に通うことが必須だと思います。
学力的にはFランレベルに入れるぐらいなので、しっかりと外部機関を利用して+αで勉強しないと一定レベルの大学には行けないと思ったほうがよいです。
一生に一度の高校生なので、何を3年間で重要視するかをよく周りと相談しながら考えて、通信制の高校に入るか検討したほうが良いかと思います。
レポートを毎月1~2通提出するが、切手代が1通5円と非常に安かったです。体育の授業が体力的にきつい。体育館内を走らせるし、バトミントンもバレーも試合形式でいきなりやらされました。
学校は日曜日に通学するが、基本的にそこの高校の部活動が優先なので、体育館の使える時間が限られていたり、行動範囲はここまでとか細かいルールがありました。
教員は非常勤講師や定年退職後の先生が主で、現役感はないからすごくマイペースに授業をうけることができるし、ノートをとる必要もなかったです。
ずっと提出用のレポートをやっているだけなので、授業というよりは家庭学習の部分の補足というレベル。ただ、授業ごとの出席回数の下限が決めれれているので、必ず全部出席しないといけないわけではないです。足りなかった分は冬休みに強制的に来させられました。
単位制なので、テストを受けなければならないが、赤点はないでえす。ただ、点数があまりにも悪いと追加のレポートがやってきます。ただしそんなに難しくはなかったです。NHK高校講座を観ないとできないレポートが多いので、録画したりネット放送で見るようにしていました。ただ、NHKラジオの場合はリアルタイムじゃないと視聴できなかったので時間合わせが大変でした。
募集人数 | – |
偏差値 | なし(詳細) |
出願期間 | 【スタンダード、ライフデザインコース】 新入学(推薦):2024年1月15日〜1月24日 新入学(一般):2024年1月25日〜4月30日 編入学:2024年1月25日〜4月30日 後期編入学:2024年8月1日〜9月30日 転入学:2024年3月1日〜12月10日 【登校コース】 新入学(推薦):2024年1月15日〜1月22日 新入学(第1回):2024年1月25日〜2月6日 新入学(第2回):2024年3月1日〜3月5日 新入学(第3回):2024年3月11日〜3月19日 編入学:2024年3月11日〜3月19日 転入学:2024年3月11日〜3月19日 |
選抜方法 | 書類選考/面接/作文(登校コースのみ) |
検定料 | – |
2024年度
国公立大 | 岡山県立大学、小樽商科大学、北九州市立大学、埼玉大学、東京海洋大学、東京都立大学、弘前大学、広島市立大学、琉球大学 など |
私立大学 | 青山学院大学、愛知医科大学、大阪医科薬科大学、大阪芸術大学、学習院大学、神奈川大学、関西大学、関西医科大学、神田外語大学、北里大学、京都外国語大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸薬科大学、芝浦工業大学、女子美術大学、聖マリアンナ医科大学、多摩美術大学、津田塾大学、東海大学、東京工科大学、東京工芸大学、東京女子大学、東京電機大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、中央大学、中部大学、日本大学、日本医療科学大学、日本獣医生命科学大学、日本薬科大学、兵庫医科大学、広島工業大学、法政大学、武蔵野美術大学、明治学院大学、明治大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学 など |
2021年度NHK学園高等学校進学実績
3.わせがく高等学校(48,000円〜/年)
学費 | 48,000円〜(詳細) *通信コース/就学支援金適用時 *通学にかかる費用はキャンパスによって異なります |
スクーリング | 年間6~8日 |
開講コース | 全日型(週5日制)、通学型(週2日制)、フレックス通学型、自学型(通信制) |
入学時期 | 新入学:4月 10月 / 転入・編入は随時 |
専門授業 | 検定取得 実用英語技能検定/日本漢字能力検定/ニュース時事能力検定/歴史能力検定/日本語ワープロ検定/情報処理技能検定/文書デザイン検定/パソコンスピード検定認定試験/TOEIC/実用数学技能検定など |
本校所在地 | 千葉県香取郡多古町飯笹向台 252-2 |
キャンパス | 多古、柏、勝田台、西船橋、稲毛海岸、東京、所沢、水戸、古河、太田他 |
自分は中学の時に起立性障害などの理由で不登校だったため入学しましたが、そういった不登校児に対する配慮は少々行き届いていない部分がありました。
週2日コースは素行不良で不登校だったタイプや大人になってから通学する同級生も多く、馴染めませんでした。1年生の時に軽音楽部に入ったのですが、顧問の先生がまったく新入生の相手をせず2,3年生とばかり喋っており、新入生は放置されたままアンプの繋ぎ方も何も分からない状態で適当に教本を見ながらギターの練習をさせられたのを覚えています。
またテストの内容が一部教科書と一致しない点があり、納得がいかない事がありました。自分は週2日制でしたが校風に馴染めず途中からはほぼ在宅でテストを受けるなどしていて、そのまま卒業できたのでそういう部分での融通はきくと思います。
因みに所沢キャンパスは自分の代が卒業すると同時に近くの別のビルに移転したのですが、自分が在学していた時のキャンパスは広くはないものの設備やキレイさに不満点はなかったです。
中学生時代に不登校を経験した生徒も受け入れてくれる学校、他校からの編入もできるという評判を知り、一年留年した後に入学した経緯があります。はじめは馴染めず、学校へ行っても保健室や職員室登校をするなんて感じでしたが、そんな私にも先生方は優しくしてくださいました。
クラスの皆と打ち解けるきっかけになったのは、eスポーツでしたかね。(ゲームはネガティブなイメージを持たれているかと思いますが)学校や家にいるときなどクラスの皆と共通の話題ができたことで私は変わることが出来ました。皆と楽しい学校生活を共にしたい、青春を過ごしたい、学校を卒業したいと思うようになりました。その思いは、コロナ禍の生活の変化にも負けることはありませんでした。
私は今、大学で教育を学んでおります。将来、私のように不登校を経験した生徒や学校やクラスに馴染めずにいる生徒に寄り添うことのできる教師、(高校教員)になるという志が出来たからです。私を変えてくれたのは私ではなく、学校生活やクラスメイトです。感謝してます。
良かった点は通信高校ですが、週三回の通学コースがあった事です。トラウマが出来てしまい高校を不登校でやめてしまった経験があるので、毎日投稿は避けたいと考えておりましたが、ほとんど登校無しのコースよりは週三回程度の通学で少しづつ慣れたいと考えていたので自分にとってちょうど良いコースがあったのが非常に良い点でした。
負担が大きすぎず、学校の空気を感じられるちょうど良いペースだと感じました。おかげで無理なく通学する事が出来て高校に通っている満足感も得られました。学校の雰囲気も良く、厳しすぎないけど緩すぎない校風に非常に魅力を感じました。悪かった点は、自分が想像していたより途中でやめる生徒が多かった事です。
せっかく入学したので自分としては仲間として一緒に卒業したいと思っていたのですが、残念ながら途中退学される生徒が結構いたように思います。卒業後の進路は大学受験される方も多く、一生懸命勉強に取り組める雰囲気もあり良かったです。
良かった点は、自分と同じ境遇の生徒が多かった事で仲良くなれた事です。自分は元々全日制の普通科に通っていたのですが、中々学校に馴染むことが出来ず段々と不登校になり結局学校をやめてしまった経験があります。
部活などに参加して友達を作ろうを努力した事もあったのですが結果上手くいかずに高校を中退してしまったという劣等感がありました。しかし、この学校の通信制に行ってみると同じような境遇の生徒が多く、同じ悩みを持っているからこそ話せる事も多く仲の良い友達を作る事が出来ました。
基本的には自宅での学習が多く、ほとんど学校に行かなくても良い環境になっているので負担なく続けることが出来ました。あまり登校はしませんが、ちゃんと担任が付きますので勉強への悩みや進路の相談などはする事が可能です。
体力的にも、気持ち的にも負担なく卒業をする事が出来るカリキュラムになっているのが非常に良いと感じました。学校の雰囲気も良く、スクリーニングの際には久々の登校を楽しむことが出来ます。
募集人数 | 140名 |
偏差値 | なし(詳細) |
出願期間 | 前期書類選考:2023/2/14まで 前期一般:2023/2/2まで 後期書類選考:2023/4/21まで 後期一般2023/4/21まで |
選抜方法 | 書類選考入試:書類選考のみ 一般入試:書類選考+面接 |
検定料 | 10,000円 |
進路内訳 | 卒業者数:637名 大学:159名 /短大:13名 /専門:188名 /就職:82名 |
主な合格実績 | 茨城大/筑波大/電気通信大/東京芸術大/東京農工大/早稲田大/慶応義塾大/上智大/東京理科大/明治大/青山学院大/立教大/中央大/法政大/学習院大/立命館大/成城大/明治学院大/獨協大/会津大/亜細亜大/茨城キリスト教大/桜美林大/大妻女子大/神奈川大/神田外語大/関東学園大/北里大/共愛学園前橋国際大/桐生大/杏林大/群馬医療福祉大/群馬パース大/工学院大/園祭院大/国土舘大/駒i畢大/埼玉学園大/矯玉工業大/実践女子大/芝浦工業大/秀明大/十文字学園女子大/淑徳大/城西大/城西国際大/尚美学園大/昭和女子大/昭和薬科大/女子栄養大/駿河台大/西武文理大/専修大/創価大/大正大/大東文化大/高崎健康福祉大/拓殖大/多摩大/玉川大/多摩美術大/千葉大/千葉科学大/千葉工業大/千葉商科大/中央学院大/帝京大/帝京科学大/帝京平成大/テンプル大/東海大/東京家政大/東京経済大/東京工科大/東京国際大/東京情報大/東京電機大/東京農業大/東京福祉大/東京富士大/東京未来大/東京薬科大/東邦大/東洋大/常磐大/二松磐舎大/日本大/ 日本女子大/フェリス女学院大/文化学園大/文教大/文京学院大/星薬科大/武蔵大/武蔵野大/武蔵野美術大/明海大/明治薬科大/明星大/目白大 など |
母子家庭でも通信制高校へ進学できる
このように、収入や貯蓄に不安のある母子家庭でもさまざまな制度を利用したりすることで、通信制高校への進学は十分に可能であることが分かりました。
今現在進学を迷っている方はぜひこれらを参考にしてみてはいかがでしょうか。
編集部 まゆみ
通信制高校の学費は、私立オンライン学習中心の通信コースであれば【年間10万円程度】に収まる学校が多いです。
検討段階では、通える範囲にある通信制高校の資料をまとめて請求し、公立・私立を問わず広く情報収集をするようにしましょう。
通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと
「通信制入ったけど子どもが辞めた」
全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。
その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。
不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった。自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、時間かけて選べば良かったなあ
学費の安さで公立を選んで失敗
通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。
近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです。
後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須。
通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。
学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます。
簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください
人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう。