通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
一校ずつ出願を受け付けているか確認するのは大変なので、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかを急いで探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

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N高等学校 心斎橋キャンパスを卒業したルカです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。



N高等学校 心斎橋キャンパスの基本情報
住所 | 〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-7-18 プライムスクエア心斎橋 6階 最寄り駅:地下鉄御堂筋線 心斎橋駅 |
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通学コース | 本科クラスコース1Day 本科クラスコース3Day 本科クラスコース5Day プログラミングコース本クラス・予備クラス ネットコース |
学費 | ネットコース 入学金:50,000円 授業料:5,000円(1単位) 施設設備費:50,000円 教育関連諸費:25,000円 |
スクーリング | 5日/年 |
ドワンゴ運営の通信制高等学校で、通常の通学コースである本科クラスコース、プログラミングコースの他、通学せずに単位取得可能なネットコースが用意されています。
N高等学校 心斎橋キャンパスの通学コース
私は本科クラスの1Dayコースを選択しました。
このコースは週1でキャンパスに通うだけで単位取得が可能なので、自分の時間をやりたい事に優先しながらも学校に通う事が出来た為非常に助かりました。
朝9時半から授業が始まり、16時15分には全授業が終わります。
先生によっては終業時間を超過した後も授業を継続する方もいましたが、生徒側は終業時間を超過した場合そのまま帰宅する権利を与えられていました。(自由参加)
授業内容は1日の内2限はプロジェクトNと呼ばれるプロジェクト型の授業(生徒間で課題を考えその課題に取り組む)と、英語1限、プログラミング1限、必修授業1限で構成されています。
プロジェクトNに関しては動画、音楽作成や脚本作成等のクリエイティブ方面の取り組みが多く、失敗しても先生に怒られるという事は無く、成果物を残す事を主題とした授業内容でした。
N高等学校 心斎橋キャンパスの設備の充実度、専門授業の質
私が通学していた心斎橋キャンパスは当時新設されたばかりだったので内装、設備共に新しく、少しお洒落な専門学校のような印象を受けました。
設備は売店、自販機はありますがお世辞にも売っている商品の種類は多いとは言えず、結局欲しい物がある時は基本的に外のコンビニや100円均一ショップへ行く事が多かったです。
ですが学校からショップへのアクセスは良く、外に買いに行く際に困る事はありませんでした。
授業を受ける教室は普通の会社の会議室的な広さでそこまで広くありません。
ただし生徒が自由に使えるフリースペースはフロアを丸々使用しているので広く、自習になった際は教室にいる必要は無い為そちらで快適に勉強する事は可能です。
1クラスあたりの人数は約20人程で選択コースによって変動するので通学する生徒数は一定ではありませんでした。
プログラミング授業の際は作業に必要なPC、タブレット、スマートフォンは貸し出され、持ち出しも可能でした。
担当の先生も分からない事は親身になって答えてくれましたし、当日中に課題が間に合わなかった場合は貸出品のPCからメールで送付すれば受理してくれるので後日対応も可能でした。
N高等学校 心斎橋キャンパスのイベントや学校行事
N高等学校では「ニコニコ超会議」や「闘会議」等、ドワンゴ社運営のイベントが実質学校行事扱いとなっています。
いずれも自由参加なので強制される事はありませんが、入場チケットは無料で貰えるのでお得です。
ただし当たり前ですが交通費は実費なので大阪キャンパスに通う中で東京のイベントへ行くという無茶な事は出来ません。
「ニコニコ超会議」には一度だけ行った事がありますのでそちらのお話を紹介します。
N高生徒専用の出入り口が用意されておりそちらから入場し、その後は一般客と同じように中を楽しむことが可能です。
また、N高等学校用の専用ブースもあり、そちらでは一般的な文化祭と同じように売店が立ち並び、学校紹介用のスペースも用意されていました。
ただし他のブースと比べると小規模なのでおまけ感は強かったです。
全体を通してみると賑やかで楽しかったですがN高ブースの部分だけで見るとそこまででは無く、学校独特の文化祭的なイメージからはやはりかけ離れてしまいますね。
N高等学校 心斎橋キャンパスの雰囲気やいじめ
良く言えば穏やかな雰囲気、悪く言えば少しだらけた雰囲気です。
校則が厳しくなく授業中も自分がやりたい事はある程度出来る環境だった為、自分の担当分の作業が終わるとスマホを弄ったりする人が目立っていました。
ただやるべき事に対しては皆やる気が高いので授業を進めるうえで妨げになる事はありませんでした。
校則が厳しくない学校でしたので金髪や赤髪といった派手な生徒も多く、パッと見近寄りがたい雰囲気かもしれません。
ですが実際話しかけて見ると気さくだったり優しい人が多かったので安心しました。
駅から近く人通りも多めで、更に雨の日は駅から地下を経由してそのままキャンパスまで歩けるので快適に通う事が出来ました。
N高等学校 心斎橋キャンパスの卒業後の進路
まずこの学校独自の授業であるプロジェクトNによる授業は私に大きな影響を与え、自分の伝えたい事を相手にわかりやすく伝える能力が高まりました。
そして一つのやりたい事を形にして具現化する光景も幾度となく見てきました。
その成果を活かして現在私は主にWEBライターとしてネット上で記事を書いたり、とあるゲームのシナリオを書いたりと、様々な活動に繋がりました。
また、この学校で知り合った友人達についてはイラストレーターの道を歩んだり、当時ボーカロイドのプロデューサーをやっていた子は現在音楽プロデューサーとして活動したり、はたまたVtuberのプロデュースに携わったりとクリエイティブな方面で活動を進めている人が多いです。
それは動画製作や音楽製作でもいいですし、私みたいにWEBライターやシナリオライターとしてでもいいです。
職種に合わせたカリキュラムも組めて、それに合わせて先生も変えてくれます。


通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
一校ずつ出願を受け付けているか確認するのは大変なので、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかを急いで探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!