N高等学校の学費
73,000円〜/年間
※上記は就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると近くの人気校資料をまとめて請求できます
N高等学校の学費っていくら?
人気の通信制高校だし、学費が高いか心配・・・
こんにちは、「通信制高校選びの教科書」編集部のまゆみです。
この記事では、通信制高校「N高等学校」の学費や口コミ評判について詳しく解説しています!
N高等学校の学費は高いと思われるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。
N校のパンフレットを請求するとわかりますが、通信コースの年間学費は253,000円〜。就学支援金を差し引くと【72,000円〜132,000円】で入学できる、学費の安い通信制高校といえます。
色んな通信制高校を調べているけど、色んな学校があって選べない!
3年通うところだし、学校選びで失敗したくないな・・・
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近所にどんな学校があるかわかりますし、オープンキャンパスや説明会情報も手に入ります。
家族で相談するときも、紙媒体の資料が手元にある方が話しやすいですよ。
N高等学校は、インターネット上での学習を中心とした通信制高校です。2023年末には「カンブリア宮殿」にも特集され、新しい教育の形が話題になりました。
通信制高校はオンライン学習が基本ですが、N高等学校は「ドワンゴ」と「KADOKAWA」が母体になっていることもあり、高校卒業に向けての基本授業だけでなく、プログラミングや語学など様々な専門授業もネットで受けられるのが特徴です。
オンライン教育が充実、かつ知名度も高いこともあり、通学コースは人気で募集後すぐに定員になってしまうキャンパスもあります。
N高等学校を検討している家庭は、早めに学校資料と募集要項を取りよせ、準備をはじめましょう。
通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと
「通信制入ったけど子どもが辞めた」
全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。
その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。
不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ
学費の安さで公立を選んで失敗
通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。
近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです。
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N高等学校の基本情報
学費 | 73,000円〜(詳細) *通信コース/就学支援金適用時 *通学にかかる費用はキャンパスによって異なります |
スクーリング | 年間5日間~ |
開講コース | ネットコース/通学コース/オンライン通学コース/通学プログラミングコース |
入学時期 | 4月、7月、10月、1月 ※転入生は随時受け付け |
専門授業 | 語学/プログラミング/特進コース(キャンパスによる) |
本校所在地 | 沖縄県うるま市与那城伊計 24(入学は全国から可) |
キャンパス | 札幌、仙台、東京(御茶ノ水・秋葉原・代々木・渋谷・池袋・立川・町田)、横浜、大宮、千葉、柏、名古屋、浜松、岐阜、新潟、金沢、大阪(天王寺・梅田・心斎橋)、神戸、姫路、京都、広島、高松、福岡、北九州、鹿児島他 |
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「N高等学校」は、長年、文庫やコミックなどの出版事業を行うKADOKAWAと、ニコニコ動画などを提供するエンタテイメント企業であるドワンゴが共同で立ち上げた、ネットと通信制高校の制度を活用した新しいかたちの高等学校です。
2016年開校当初は約1500人だった生徒数も、時代の変化と共に様々な価値観が生まれる中で、従来にはない新しい学校を求める生徒たちに選ばれて徐々に生徒数を増やしていき、2023年9月末には生徒数26,197名が在籍する高校となりました。
オンラインでの教育が充実しており、英語やプログラミング、大学受験用の予備校も完備。毎年のように東大に卒業生を輩出している数少ない通信制高校です。
・ネット教育が充実している学校を選びたい
・英語やプログラミングを学びたい
・大学進学サポートがある学校が良い
という家庭には、最初に検討しておくべき通信制高校といえます。
N高等学校は知名度が高いこともあり、通学コースは人気で、募集後すぐに定員になってしまうコースもあります。
N高等学校を検討しているご家庭は、早めに学校資料と募集要項を取り寄せ準備はじめることをおすすめします。
N高等学校の学費・授業料について (2024年度)
充実した内容の新しい通信制高校であるため「通信制高校の平均学費と比べると高いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、N高等学校、調べてみると意外と費用負担が軽いのです。
N高等学校の学費は、
「単位制・通信制課程の学費」+「通学コースの学費」
の合算になります。
「単位制・通信制課程の学費」から順番に見ていきましょう。
【N高等学校】単位制・通信制課程の学費
この学費はすべてのコースに必要になる学費です。
「普通科」と「普通科ベーシック」の違いは「普通科」はバーチャル学習やパソコンやスマホなどのデバイスを用いた学習に対応していますが、「普通科ベーシック」は映像学習のみという違いがあります。
クラス | 入学金 | 授業料 | 施設設備費 | 教育関連諸費 | 年間合計 |
---|---|---|---|---|---|
普通科 | 10,000円 | 12,000円×履修単位数 | 50,000円(年間) | 13,000円(年間) | 373,000円 |
普通科ベーシック | 10,000円 | 7,200円×履修単位数 | 50,000円(年間) | 13,000円(年間) | 253,000円 |
【N高等学校】通学コースの学費
通学コースの共通の学費にセキュリティーソフト(約5,000円)とMac Book Air(約170,000円)の購入が必要になります。
オンライン通学コース
オンライン通学コースには「ベーシッククラス(週3日のクラス学習)」と「ライトクラス(週1日)」があります。自分の生活リズムやスタイルに合わせてクラスが選択できます。
クラス | 入学金 | 授業料 | 年間合計 |
---|---|---|---|
週3日 | 22,000円 | 456,000円 | 478,000円 |
週1日 | 22,000円 | 300,000円 | 322,000円 |
通学コース
通学コースはキャンパスに登校する日数を「週5日」「週3日」「週1日」から選択できます。
通学回数 | 入学金 | 授業料 | 施設設備費 | 年間合計 |
---|---|---|---|---|
週5日 | 100,000円 | 600,000円 | 250,000円 | 950,000円 |
週3日 | 100,000円 | 440,000円 | 185,000円 | 725,000円 |
週1日 | 100,000円 | 280,000円 | 120,000円 | 500,000円 |
通学プログラミングコース
通学プログラミングコースは週5日キャンパス(代々木もしくは梅田)に登校して学習します。
入学金 | 授業料 | 施設設備費 | 年間合計 |
---|---|---|---|
100,000円 | 902,000円 | 351,000円 | 1,353,000円 |
N高等学校の学費は高い?各学校との比較
通学コースやプログラミングコースは、他通信制高校や一般的な私立高校と比べて【学費は高い】といえます。
ただ、これは高校卒業に必要な授業に加えて、将来的に活躍できるスキル(外国語やプログラミングなどのITスキル)を学ぶことができるからで、
高校卒業+専門学校の2校に同時に通っている
と思えば、納得できる学費かと思います。
一方で、通学のない通信コースの年間学費は【73,000円〜132,700円】と、他通信制高校と比べて格安です。
N高等学校独自の映像授業を受け、確認テスト+レポート提出を繰り返しながら単位取得をしていきます。
N高等学校は、専門授業が充実した学校というイメージがありますが、学費を抑えて通学のないネット学習だけで卒業したい生徒にも、おすすめできる通信制高校といえるでしょう。
ネットコースの学費は全国一律ですが、通学コースの学費はキャンパスによって若干異なります。
資料請求フォームで住所入力すると、近くのキャンパス情報(学校資料+募集要項)が届くので、正確な学費はそちらでご確認ください。
N高等学校の学費はいつ払う?
N高等学校の学費は、入学時の一括納入と、前期と後期の年2回の分納を選択することができます。
学費は銀行振り込みによる分納方式で、前期分と後期分に分けて支払います。前期分は4月上旬、後期分は10月上旬が支払期限となっています。
N高校の授業料先引き制度について
N高等学校では、「高等学校等就学支援金」制度を利用できます。この制度は、世帯年収が一定額以下の家庭を対象に、授業料の一部を国が負担するものです。
N高等学校では、この支援金を事前に差し引いた金額を学費として支払うことができる「授業料先引き制度」を導入しており、支払い負担を抑えることができます。
- 学費の支払いが軽減されるため、経済的な負担が軽くなります。
- 支援金の申請手続きが不要で、簡単に利用できます。
- 学費の支払いが分割になるため、一括での支払いが難しい家庭でも対応できます。
- 支援金の額は、世帯年収に応じて変わります。
- 世帯年収が約910万円未満の場合、最大で月額9,900円が支給されます。
- この支援金を差し引いた金額が、N高等学校の実際の学費となります。
- 入学時に支援金の申請を行い、承認されると自動的に先引き制度が適用されます。
- 在学中に世帯年収が変わった場合は、再申請することで支援金額が変更されます。
授業料先引き制度を利用することで、学費納入時の負担は軽減されます。制度の詳細については、N高校の学校パンフレットや学校説明会などでご確認ください。
N高等学校のコース/カリキュラム解説
N高等学校では、
・自宅学習をメインに月に数回通学するタイプの通学コース
・通学不要で全国各地から学べるネットコース
の2つのスタイルが用意されていますが、どちらのコースでもN高校の「IT×グローバル社会を生き抜く”創造力”を身に付け、世界で活躍する人材を育成する」ためのプログラムが学べます。
N高等学校に通う全ての学生は、以下の4つのコースから自分のライフスタイルに合うコースを自由に選択することができます。
1.ネットコース
ネットコースは、インターネット学習+最低限のスクーリング(年間7-8日程度の登校)で高校卒業資格が得られるコースです。
自由時間が一番多いのがこのコースで、学外にやりたいことがある生徒や、外部の活動(芸能活動やアルバイトなど)と両立するのに適しています。
また、課外授業の動画コンテンツ(大学受験対策やプログラミング、Webデザイン等)もN高生であれば自由に閲覧ができます。ネット上であれば、課外授業も受けることができるのは、他の通信制高校にはない特徴です。
2.オンライン通学コース
オンライン通学コースは、ZOOMやslack、VRなどを活用して、オンラインながらネットで教師/生徒とつながり学習するコースです。
ネットコースは自主学習が基本ですが、オンライン通学コースはカリキュラムがあり、少人数でのグループワークなども用意されています。
また、目標設置と達成をサポートする「コーチング制度」も用意されています。「偏差値10UP」「英検2級合格」といった、在学中に達成したい目標を考え、それを達成するための行動をメンター(担任)が一緒に考えてくれます。
3.通学コース
通学コースは全国にあるいずれかのキャンパスに登校し、学習をするコースです。
高校卒業に向けた勉強だけでなく、大学のゼミのようなプロジェクト学習、グループディスカッション、プログラミングや語学教育が用意されているのが特徴です。
例えば、下記は語学(中国語)とプログラミング授業を選択した週5日登校の生徒のタイムテーブルです▼
通学頻度は週1〜5日まで自由に選ぶことができ、
- 高校卒業に必要な必須授業
- プロジェクトラーニング(PBL)
- 専門授業(語学やプログラミング)
と分かれています。一般の全日制高校と比べて、いかに自由なカリキュラムが組まれているかがわかるかと思います。
N高等学校の通学コースは、海外の大学のように、ディスカッションやプレゼンテーションが重視されています。登校が苦手、人とのコミュニケーションが苦手という人は、入学前にしっかり内容を確認しておきましょう。
4.通学プログラミングコース
通学プログラミングコースは、ITエンジニアになることに特化した通学コースです。2024年現在、こちらの通学コースは「東京代々木」「大阪梅田」の2つのキャンパスで受け入れています。
ブレッドボードを使用した電子工作や、3Dプリンタなどを使って電子書籍リーダーを自分たちの手でイチから自作するなどの実践的な実習がカリキュラムに組み込まれています。ラズパイをいじったり自宅NASを設置しているような生徒はこのコースでしょう。
こちらは通学プログラミングコースのタイムテーブル(週5日通学)ですが、制作に大きな時間が割り振られているのがわかります。
高校卒業に必要な勉強をしつつ、プログラミングの本格的な授業・課題をこなすのは難しいことですが、「プログラミングが好き」という生徒にはたまらないコースといえます。
N高等学校の通学コースには定員があり、一部のキャンパスは募集後すぐに定員になってしまうこともあります。
入学を希望する生徒は、早めに学校の募集要項を取り寄せて、面接・作文・課題制作の準備をしっかり行いましょう。
N高等学校を卒業した生徒の口コミ評判
マキさん 2020年卒業・通信コース
評価:
私は小学校高学年からずっと不登校が続いており、中学もほとんど通わずに卒業しました。 ただ、勉強が嫌いだったわけではなく、オンラインでの学習はずっと続けてきました。私がN高等学校を選んだ理由は、もちろんICT教育が受けられることが一番大きかったです。現在、自分のYouTubeチャンネルでマイクラや、フォートナイトなどの実況系のチャンネルを運営しているのですが、これらの運営にも役立っているし、何より将来のためにもITCスキルもしっかり身につけるために学べました。私が特に好きだったのは、課外授業です。マシンラーニングが一番興味深かったです。卒業後は引き続き、YouTube運営の傍ら画像処理関係の仕事をしています。
ユウトさん 2019年卒業・ネットコース
評価:
在校生なら無料で受けられる授業があり、特にプログラミングなど普通科高校にはないような科目が充実していてます。プログラミングのスキルを身に着けたい人には学費の割りにかなりお得だと思います。
私は大学進学を目指していたので無料予備校を利用していたが、少し物足りなく感じました。担任の連絡が何度も遅れることがあり、進路や卒業に関する重要なことまで期限ぎりぎりになったことがありました。また担任のミスで自分の希望した履修科目が間違ったまま進級してしまいそうなことがあり、担任には大きな不満がありました。
ワークショップなど単位のための授業以外のコンテンツが充実していたり、通学コースも増えたりとただの通信高校ではない工夫をしていて、高校在学中に何かをしたい人にはうってつけの学校だと思います。スクーリングの会場が少ないものの日数が少なく年1回で良いことも魅力の一つです。
しかし、私のような元不登校の生徒などのサポートはほぼなく、私にはメリットが少なく感じました。ただ高校の単位を取るためだけなら、あまり割りに合わないかもしれません。
ユカさん 2020年卒業・ネットコース
評価:
授業は基本的に全てスタディサプリのようなアプリで見ます。毎回のレポートもオンラインで受験し提出します。レポート採点の結果もオンラインで見れますが、採点結果がでるのがとても遅いです。授業内容ですが、この授業だけではなかなか大学受験は難しいです。専門学校を受験しましたが、それでもオンライン授業とたまにチャットで教員に質問するだけでは対策が難しかったです。なんとか合格して良かったですが、、、。学費は高い方だと思いますが、国?からの支援金もあります。パソコンやタブレットは支給されるわけではないので、それの初期費用も結構かかりました。教員のサポートは基本的にチャットになります。
LINK:N高等学校の学校資料請求フォーム
N高等学校の大学進学や進学実績について
N高等学校の合格実績の中には、東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学といった難関大学をはじめ、医学部医学科や海外大学など、数多くの名門大学への合格実績があります。
比較的新しい通信制高校ですが
ネットコースの充実
個別指導塾「N塾」の開講
オンラインコーチングによる目標達成アシスト
など、在校生の学力向上のためのカリキュラムを積極的に打ち出しており、毎年、難関校への入学実績を伸ばしています。
2022年度の合格実績ですが、国公立大学への合格人数は前年比+38名の113名。有名私立大学へは+627名の1545名と大幅にUPしています。
また、幅広い分野の専門知識を身につけることができることもあり、サービス業界、美容業界、旅行業界など、様々な分野の企業への就職実績を出しています。進学先や就職先の詳しい情報は、N高校の学校パンフレットで確認できます。
N高等学校の入試情報
N高等学校では、新入学生(現中3生)を対象に4月、7月、10月、1月の年に4回の入学月を設けています。
WEB出願ページから入学願書の登録をし、検定料と調査書を提出します。
通学コースの場合は、出願書類による選考と面接試験、課題作文で選抜されます。学力を測る試験はありませんので、
「なぜN高等学校に入学したいか」
という理由がしっかり説明できれば、合格をすることが出来る内容となっています。
注意すべき点としては、N高等学校の「通学コース」には各キャンパスの定員があることです。特に「通学プログラミングコース」が用意されている代々木/梅田キャンパスは倍率が高くなっています。
ネットコースは願書提出で合格できますが、通学コースは事前準備をしておいたほうが安心です。募集要項は早めに取り寄せ、試験内容を確認するようにしましょう。
こんな資料・募集要項が届きます
LINK:N高等学校の学校資料請求フォーム
N高等学校 卒業生の口コミ評判
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LINK:N高等学校の学校資料請求フォーム
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特別企画:N高等学校 卒業生インタビュー
N高等学校の卒業生に、学校の雰囲気や特徴、満足度についてインタビューをしてみました。
・ネットコース
・通学コース
の卒業生のインタビューを掲載します。コース選びの参考にされてください。
インタビュー① ネットコース卒業生
N高等学校の「ネットコース」を卒業したとしあきです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。
N高等学校のネットコースはどうでしたか?
N高等学校は全国どこからでも入学することができます。私は東京に住んでいたので、東京都内の通信制高校も探してみたのですが、
・スクーリングが少ない
・オンラインの授業が充実している
という理由でN高等学校を選びました。
卒業に必要な条件は2つあり、1つ目は年に5日間スクーリングに出席する事。2つ目はレポートを期限内に全て提出し、合格点を貰う事です。
このコースでは、一般的な高校と異なり基本的に家で活動する事になるため、時間割は自分で決める事になります。レポートも期限までに全て提出すれば良いので、特に取り組む順番等は決まっていません。
ネットコースの活用方法
自分の高校3年生時の時間割ですが、4月から7月末まで毎日午前9時から午後1時までの4時間を映像授業授業の受講に費やし、一般的な公立高校が1年で終わらせる範囲を全て終わらせました。
また、8月以降はレポート作成から受験勉強に移行する事になりました。
N高等学校では、大学受験対策の授業をレポート作成とは別に受講する事が出来るので、毎日平均して3時間程映像授業を視聴しました。
この様に、自分のやり方に合った時間割を組む事が出来るため、一般的な高校に縛られる事無く、時間を有効活用出来る点が通信制高校の利点であると思います。
N高等学校の設備・学習環境はどう?
自分は通信コースであったため、通学コースとは異なりキャンパスに通う機会は年に5~10日間程ではありましたが、N高等学校のキャンパスはかなり充実した設備が整っていると思います。
教室の広さは、40名程入る一般的な教室から、100人程度で授業を受けられる教室もあり、自分が通ったキャンパスはかなり広々とした造りでした。
授業については、教員が生徒一人一人に寄り添って丁寧な授業を行って頂けます。
また、N高等学校は、
・プロのプログラマーの先生によるプログラミング教室
・小説家の先生による講座
・パティシエールの方による教室
など、専門的な授業に関してはどの通信制高校よりも優れた環境が整っていると思います。
業界で活躍されている様なプロの方々から直接指導して頂ける機会を得る事ができるため、より実践的な、より専門的な授業を受ける事ができます。
また、この授業はキャンパスで行われるだけでなく、映像授業によって通信コースの生徒も受講する事が可能になっています。
N高等学校のイベントや学校行事はなにがありますか?
ネットコースのイベントの中で最も大きなものはスクーリングです。
通学コース、通信コース共に基本年5日スクーリングを受ける事になります。
このスクーリングには2種類あり、その中の1つは各地会場で行われる通常スクーリングです。普段はキャンパスに来ない通信コースの生徒も実際に教室で授業を受ける事が出来ます。友達作りに活用する等、人との繋がりを得る事でその後のスクールライフをより豊かなものにする事が出来ます。
そして2つ目は沖縄の伊計島で5日間過ごすというプレミアムスクーリングです。そこでは沖縄の文化や特色を活かし、エイサー体験やサトウキビ農業体験等を行うことが出来ます。沖縄にしかない文化に触れる貴重な機会を得られるイベントになっています。
また、沖縄の自然を活かしビーチバレーやビーチサッカー等の競技が行われたり、家庭科授業として沖縄の郷土料理を作ったりする活動も行われます。
N高等学校ではeスポーツの大会が行われたり、職業体験をする機会を得る事も出来ます。様々なイベントで様々な価値観を学ぶ事が出来ます。
N高等学校の雰囲気はどうですか?いじめはある?
N高等学校に通う生徒の特徴は「様々」です。年齢もバラバラで10代後半から中には60代の生徒さんもいらっしゃいます。
明るく場を盛り上げてくれる生徒もいれば、静かで大人しい生徒もいます。しかし、一般的な高校とは決定的に異なる所があります。それは「個性的」な生徒が多いという所です。
本当に色々な生徒さんがいて、それぞれ様々な経験を経ているので、様々な価値観を得る事ができます。よってクラスの雰囲気は明るいです。そして混沌(カオス)としています。
また、イジメは一切起こりませんでしたし、絶対に許されない雰囲気です。
N高等学校には中学時代に不登校だった生徒さん等も多数在籍していらっしゃるので、イジメ等には神経質で、教員の方々も周りの生徒さんも気遣ってくださいますし、とても優しい方が多いです。
また、これは通学コースの生徒さんも通信コースの生徒さんにも両方に言える事です。
N高等学校 ネットコース卒業後、どんな進路に進みましたか?
N高等学校卒業後は大学に進学をしました。N高等学校では多様な価値観を得る事ができますし、また多様な道筋を照らすカリキュラムが整っているため、将来に向けた自分の視野が広がります。
これは、自分の大学進学という進路決定に大きな影響を与えた事は確かです。
また、周りの進路についてですが、進学する生徒さんもいらっしゃいますが、就職を選ぶ学生さんも多くいらっしゃいます。
自分の周りでは10代後半の方は大学進学を、またそれ以上の方は就職を選ぶ方の方が多い様に感じました。
また、仕事と両立している方もとても多いので、N高等学校の経験を元に得た資格等で転職する方も多数いらっしゃいました。この様に進路については多種多様に分かれています。
ネットコースはどんな生徒におすすめできますか?
N高等学校は「自主的に行動する気概のある生徒」にはピッタリだと思います。
専門的な授業も、受講するか否かは自分次第ですし、通信コースであればどの様なペースで学習進めていくかも自分次第です。
一般的な縛りのある高校とは違い、通信コースには縛りがありません。
縛りが無いという事は「自由」という事ですがその「自由」を自分の将来に繋がる行動に移せない方にはオススメできません。
インタビュー② 通学コース卒業生(心斎橋キャンパス)
N高等学校 心斎橋キャンパスを卒業したルカです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
通学コースの授業内容・時間割はどんな感じですか?
私は週1日登校コースを選択しました。
このコースは週1でキャンパスに通うだけで単位取得が可能なので、自分の時間をやりたい事に優先しながらも学校に通う事が出来た為非常に助かりました。
朝9時半から授業が始まり、16時15分には全授業が終わります。
先生によっては終業時間を超過した後も授業を継続する方もいましたが、生徒側は終業時間を超過した場合そのまま帰宅する権利を与えられていました。(自由参加)
授業内容は1日の内2限はプロジェクトNと呼ばれるプロジェクト型の授業(生徒間で課題を考えその課題に取り組む)と、英語1限、プログラミング1限、必修授業1限で構成されています。
プロジェクトNに関しては、
・動画
・音楽作成
・脚本作成
等のクリエイティブ方面の取り組みが多く、失敗しても先生に怒られるという事は無く、成果物を残す事を主題とした授業内容でした。
キャンパスの設備・学習環境はどうでしたか?
私が通学していた心斎橋キャンパスは当時新設されたばかりだったので内装、設備共に新しく、少しお洒落な専門学校のような印象を受けました。
授業を受ける教室は普通の会社の会議室的な広さでそこまで広くありません。
ただし生徒が自由に使えるフリースペースはフロアを丸々使用しているので広く、自習になった際は教室にいる必要は無い為そちらで快適に勉強する事は可能です。
1クラスあたりの人数は約20人程で選択コースによって変動するので通学する生徒数は一定ではありませんでした。
担当の先生も分からない事は親身になって答えてくれましたし、当日中に課題が間に合わなかった場合は貸出品のPCからメールで送付すれば受理してくれるので後日対応も可能でした。心斎橋キャンパスの写真は、公式ホームページからも確認できます。
通学コースのイベントや学校行事を教えて下さい
N高等学校では「ニコニコ超会議」や「闘会議」等、ドワンゴ社運営のイベントが実質学校行事扱いとなっています。いずれも自由参加なので強制される事はありませんが、入場チケットは無料で貰えるのでお得です。
「ニコニコ超会議」には一度だけ行った事がありますのでそちらのお話を紹介します。N高生徒専用の出入り口が用意されておりそちらから入場し、その後は一般客と同じように中を楽しむことが可能です。
また、N高等学校用の専用ブースもあり、そちらでは一般的な文化祭と同じように売店が立ち並び、学校紹介用のスペースも用意されていました。
ただし他のブースと比べると小規模なのでおまけ感は強かったです。
全体を通してみると賑やかで楽しかったですがN高ブースの部分だけで見るとそこまででは無く、学校独特の文化祭的なイメージからはやはりかけ離れてしまいますね。
キャンパスの雰囲気やいじめの有無について教えて下さい
良く言えば穏やかな雰囲気、悪く言えば少しだらけた雰囲気です。
校則が厳しくなく授業中も自分がやりたい事はある程度出来る環境だった為、自分の担当分の作業が終わるとスマホを弄ったりする人が目立っていました。
ただ、やるべき事に対しては皆やる気が高いので授業を進めるうえで妨げになる事はありませんでした。
校則が厳しくない学校でしたので金髪や赤髪といった派手な生徒も多く、パッと見近寄りがたい雰囲気かもしれません。
ですが実際話しかけて見ると気さくだったり優しい人が多かったので安心しました。不登校だっり、発達障害の性質がある生徒も多く、少し変わっていてもそれが当たり前な雰囲気があったと思います。
卒業後の進路について教えて下さい
まずこの学校独自の授業であるプロジェクトNによる授業は私に大きな影響を与え、自分の伝えたい事を相手にわかりやすく伝える能力が高まりました。
そして一つのやりたい事を形にして具現化する光景も幾度となく見てきました。
その成果を活かして現在私は、主にWEBライターとしてネット上で記事を書いたり、とあるゲームのシナリオを書いたりと、様々な活動に繋がりました。
また、この学校で知り合った友人達についてはイラストレーターの道を歩んだり、当時ボーカロイドのプロデューサーをやっていた子は現在音楽プロデューサーとして活動したり、はたまたVtuberのプロデュースに携わったりとクリエイティブな方面で活動を進めている人が多いです。
N高等学校の通学コースの満足度を教えて下さい
インターネットに携わる職種に就きたいという人には手放しでおすすめ出来る学校です。大阪府内の通信制高校は色々と調べましたが、オンラインでの学習環境が一番整っているのはN高等学校だと感じました。
それは動画製作や音楽製作でもいいですし、私みたいにWEBライターやシナリオライターとしてでもいいです。職種に合わせたカリキュラムも組めて、それに合わせて先生も変えてくれますよ!
N高等学校はキャンパスによって設備やコース内容が異なります。住所入力をして学校資料を取寄せると、最寄りのキャンパスの情報が送られるので便利ですよ。
N高等学校のよくあるQ&A
- N高等学校はどんな通信制高校ですか?
-
N高等学校はインターネットを中心にした通信制高校で、ドワンゴとKADOKAWAが母体です。基本の高校授業だけでなく、プログラムや語学などの専門授業もオンラインで受けることができるのが特徴です。プログラミングなどの授業があるにも関わらず学費が安いのも魅力です。
- N高等学校の学費はいくらですか?
-
就学支援金を適用して年間およそ73,000円です。
- N高等学校の偏差値はいくつですか?
-
N高等学校には「偏差値」と呼ばれるものはありません。入学試験は主に書類選考と面接なため学力を問われることがないからです。
- N高等学校は何年通えば卒業できますか?
-
新入学の場合、3年間の在籍で卒業することができます。毎日通学する必要はなく、3年間で74単位以上の取得と、決まった日数のスクーリング(通学/面接授業)をすることで高校卒業資格が得られます。転編入の場合、所定の手続きを踏むことで前学校の単位を引き継ぐことができます。
- N高等学校はどこの学校ですか?
-
本校は沖縄県うるま市与那城伊計 24です。キャンパスは東京や大阪などの主要な都市に展開している広域通信制なので、全国どこからでも入学することができます。
- N高等学校出身の有名人・芸能人は?
-
芸能人では池田美優、奥村野乃花。アスリートでは紀平梨花、望月慎太郎などがこの学校の卒業生です。
- N高等学校卒業後の進路は?
-
東京大学、京都大学、東京工業大学、一橋大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京外国語大学、東京藝術大学、北海道大学、東北大学などの合格実績があります。
通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと
「通信制入ったけど子どもが辞めた」
全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。
その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。
不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ
学費の安さで公立を選んで失敗
通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。
近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです。
後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須。
通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。
学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます。
住所を入力するだけで簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください。