発達障害に理解がある長崎県の通信制高校
※通学コースは3月中に出願締切の学校も多いです。希望校の資料請求は急ぎましょう。
※住所入力だけで通学県内にある学校資料を一括請求できます。
- 子どもの発達障害、どんな高校を選ぶべき?
- 発達障害に理解のある長崎県内の通信制高校は?
- 発達障害サポートが手厚い学校選びのコツは?
この記事は、「長崎で発達障害/グレーゾーンの生徒を受け入れてくれる高校を探している人」向けに書いています。
発達障害を抱えていると、高校へ進学するのは難しいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そんなときは、通信制高校に進学するという選択肢も考えてみてください。
長崎には発達障害へのサポート体制が整っている通信制高校があります。こちらの記事では、発達障害に理解がある長崎の通信制高校を選ぶコツを解説します。
発達障害の生徒に通信制高校が向いている理由
勉強法と通学頻度を選べる
発達障害を持つ生徒にとって、通信制高校は特性に合った勉強法・通学方法を選べるのが大きなメリットです。
発達障害を持つ生徒からすると、学校に行くこと自体本人にとって難しいことであるケースがよくあります。
その理由としては、過去にいじめに遭ったなどの理由で教室に入るのが怖い、通学で電車に乗ると疲れるなどが挙げられるでしょう。
しかし、学校から配慮してもらっても、本人が持つ恐怖心はどうしようもありません。
そこで行きたいときに行ける通信制高校を選ぶことで、学校に行くことに対するハードルが下がり、集団生活に馴染めるようになる第一歩を踏み出せるでしょう。
発達障害の種類に合わせた勉強ができる
また発達障害にも、勉強についていけない学習障害、人とのコミュニケーションが苦手な高機能自閉症(アスペルガー症候群)、じっとしているのが苦手で注意力散漫になりやすいADHDなど種類があります。
また、人によって発達障害の度合いやできることも違います。
そのため、「発達障害」と一つの括りで取り扱うのではなく、一人ひとりの特性に合わせた学習法を選ぶことが必要です。
通信制高校なら基本的には自宅での勉強となります。そのため、これまで確立させてきた自分に合った勉強法を自宅で実践できます。
そのため、周りに人がいると集中できない、学校の勉強に遅れを取ってしまっているなどの困りごとを解決できます。
また、通信制高校は不登校の生徒や学校の勉強についていけない生徒も積極的に受け入れています。
また、通信制高校の中には勉強の先取りを積極的に取り入れ、学校の授業が物足りない生徒に対するフォローをする学校も増えています。
このように、通信制高校は勉強に遅れを取っている生徒も、逆に進みすぎて授業がつまらない生徒も、通信制の自習スタイルによって自分に合ったペースで勉強に取り組めます。
長崎で発達障害に理解のある通信制高校の選び方
長崎県内の通信制高校を探すにあたっては、実際に発達障害に理解のある専門家がいて、受け入れ実績もあるかどうかを確認しましょう。
長崎のような地方は発達障害の専門家が少なく、養護教諭などの資格を持っていても発達障害に対して知的障害や精神障害を持つ生徒と同じ扱いをしてしまうケースもよくあります。
発達障害の療育に関してはまだ方法が確立されておらず、最新の情報を常に把握し、本人に適した療育方法を選ぶことが大切です。
そのため、カウンセラーなどがいても実際に通信制高校に出向いて、どれくらい発達障害に対する理解があるか、本人との相性はどうか確認したうえで学校を決めましょう。
また、発達障害の専門機関と提携している学校だとなお良いです。
発達障害は日本だと2010年代に一気に広まったものであり、専門に取り扱っている病院は限られてしまいます。長崎のような地方だとその傾向が顕著で、診断が下りていないグレーゾーンの生徒は検査を受けるだけでもかなり時間がかかることも少なくありません。
そこで専門機関へのコネクションを持っている学校を選べば、困りごとがあって専門の医師からアドバイスを受けたいときに、病院につなげてもらえる可能性があります。
長崎で発達障害を受け入れ可能な通信制高校は?
それでは、長崎で発達障害に理解のある通信制高校にはどこが挙げられるのでしょうか。発達障害を持つ生徒への支援を行っている高校を紹介します。
長崎でおすすめのサポート校「トライ式高等学院」
年間学費 | 45万円 |
---|---|
通学コース | 通学コース、オンラインコース、在宅コース |
住所 | 長崎県長崎市千歳町2-8久部第一ビル2F |
トライ式高等学院は発達障害の専門家がいるわけではありませんが、一人ひとりに合わせたカリキュラムを組んでおり、発達障害を持つ生徒も積極的に受け入れています。
特にコミュニケーションには問題ないけれども勉強に遅れを取ってしまっていて中学の勉強からやり直したい生徒や、逆に大学進学のための勉強がしたい生徒におすすめの学校と言えるでしょう。
また、トライ式高等学院は高校生活を満喫できるのも魅力です。修学旅行などの行事も多く開催されており、同じクラスの生徒と積極的に交流が持てます。
長崎でおすすめの通信制高校「こころ未来高等学校」
年間学費 | 45万円〜50万円 |
---|---|
通学コース | ウィークデイコース、ツーデイコース、在宅通信コース |
住所 | 長崎県長崎市愛宕3丁目19-23 |
スクールソーシャルワーカーが在籍しており、特に不登校の生徒に対する支援が充実し散るのがこころ未来高等学校です。
週1〜2と週5通学、通信制から都賀区スタイルを選ぶことができ、コースの移動も柔軟に応じてもらえます。
こころ未来高等学校は、学べる内容の多様さが魅力です。毎日午前を高校の勉強、午後を将来のための勉強の時間としており、午後の時間は美容・介護福祉・プログラミング・整体・美容師・エンタテイメントの6つから好きなものを選べます。
元々専門学校を運営している系列の学校なので、もちろん学べる内容は専門的です。そのため、特にASDなど興味に偏りがあり、自分が得意なことをもっと伸ばして将来の仕事に繋げたい人におすすめの学校と言えます。
長崎でおすすめの通信制サポート校「おおむら学習センター」
年間学費 | 35万円〜40万円 |
---|---|
通学コース | 週4コース、週1〜2コース、在宅コース |
住所 | 長崎県大村市今富町10-36 |
おおむら学習センターは、神村学園高等部とルネサンス高等学校の2つの通信制のサポート校に認定されています。紙とインターネット2種類の学習法から自分に合ったものを選べるのが魅力的です。
おおむら学習センターの強みは発達障害を持つ生徒への支援の手厚さでしょう。元々おおむら学習センターの運営元は小学生〜高校生を対象とした放課後等デイサービスを運営しており、ソーシャルスキルトレーニングなど発達障害に特化したサポートが受けられます。
また、発達障害を持つ生徒は筋肉の低緊張により体幹が弱い生徒が多い傾向にあります。体幹が弱いと疲れやすくなり、発達障害の特性も強く出てしまうことがあるでしょう。そこでおおむら学習センターでは週5でヨガを行い、呼吸を整え、体幹を鍛えて疲れにくい体作りにも力を入れています。
通信制高校に進学する、という選択肢を知ろう
発達障害があると高校に通うのは難しいと諦めている生徒や保護者もいるでしょう。ですが、通信制高校という選択肢があります。
発達障害に体するサポートが充実していたり、就労に対しての相談に乗ってくれるところもあるので、まずはそれぞれの高校の特徴を調べて、無理せずに通えるところを探すようにしましょう。