発達障害に理解がある山形の通信制高校
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- 子どもの発達障害、どんな高校を選ぶべき?
- 発達障害に理解のある山形県内の通信制高校は?
- 発達障害サポートが手厚い学校選びのコツは?
この記事は、「山形で発達障害/グレーゾーンの生徒を受け入れてくれる高校を探している人」向けに書いています。
発達障害を抱えていると、高校へ進学するのは難しいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そんなときには、通信制高校へ入学するという選択肢も考えてみてください。
山形には、発達障害へのサポート体制がある通信制高校も多いです。こちらの記事では、発達障害に理解がある山形の通信制高校の紹介、学校を選ぶコツについてお話します。
発達障害の生徒が通信制高校に向いている理由
自分のペースで高卒資格を目指せる
通信制高校では学校にもよりますが、3年間で全てのカリキュラムを終える必要がありません。卒業するために必要な単位は決まっているものの、全日制と違ってマイペースに挑戦できます。
このため、あまり勉学に時間を割けないアスリートや社会人など、多彩な経歴を持つ人が利用し、実際に高卒資格を取得してきました。通信制だと、登校日は少なめから多めまで選べるので、余り授業に出たくない方にも適しています。
最初は月数回程度でも、慣れてくると毎日通いたい、と言ったニーズに応えてくれる自由度の高い学校もあるので、前向きに考えてみましょう。
自主性を伸ばして大きく成長できる
自由度が高い分、自分で考えて行動することが大切なのが通信制高校の特徴です。
毎日の勉強ペースを自分で決められるので、バイトをしたりサークル活動をしたりと、やる気次第で幅広いことに挑戦できるのはメリット。
もし、勉強に集中するのが難しければ、最初は短時間だけ頑張るのも悪くありません。少しずつでも何かに挑戦し、自信を身につけると、次第に考え方も前向きになっていくものです。
このように、勉強や生活リズムを自分で考えるため、自主性を育むのには適した環境と言えます。発達障害やグレーゾーンの生徒にとっては大きな責任を伴いますが、それは自立するためには大切なこと。もちろん、教師も色々なサポートをしてくれるので、不安や悩みがある時は、気軽に相談しましょう。
発達障害を積極的に受け入れてくれる
発達障害の生徒を積極的に受け入れている、サポート制度がある学校が多数あります。このような学校は発達障害についての知識・経験がある分、適切な対応が可能です。
これまで先生や周囲の人から理解を得られず、他人に対して不安や不信感を持っていても、このような制度があれば安心感があります。
実際に通っている生徒の中には、学校に対する見方が変わり、学生生活を満喫している方も珍しくありません。
山形で発達障害に理解のある通信制高校の選び方
山形県では首都圏ほど選択肢は豊富ではないものの、私立やサポート校に加えて、公立の通信制高校を選べるのは魅力的です。
それぞれに違った特徴があるので、じっくりとリサーチするのが選ぶ際のコツです。早く決めようと焦ったりするのは禁物です。以下のポイントをチェックして、希望条件を満たす学校を選んでください。
- 学費
- スクーリングの多さや通いやすさ
- 学べるカリキュラム
- 進学や就職サポート
- 発達障害への理解
まず、公立高校は学費が安いのが特徴です。リーズナブルな費用で通えますし、経営基盤がしっかりしているのもメリット。
対して、私立やサポート校は費用は少しかかるものの、独自色が強いのが魅力です。専門性の高い学科を選べる他、スクーリングの自由度が高いなど、それぞれが工夫を凝らした経営を行っています。
ただし、独自色が強いために当たり外れもありますし、生徒との相性も大切です。いずれの学校を選ぶにしても即断は避け、資料や口コミを参考にして比較検討しましょう。
他のポイントとしては、入学や卒業の難易度も重要です。通信制高校でも、入学するには筆記試験が必要な場合があります。単位を取るのにレポート提出で良いのか、テストがあるのかも要チェックです。
山形で発達障害を受け入れ可能な通信制高校リスト
1.山形県立霞城学園高等学校(山形市城南町)
年間学費 | 40,000円程度 |
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通学コース | 通信制・普通科/通信制・服飾科 |
住所 | 山形市城南町一丁目 1 番 1 号 |
山形県立霞城学園高等学校は公立高校なので学費が安いのが最大のメリットです。全体的にバランスが良く、これと言って大きなデメリットもありません。通信制高校としてはスタンダードといえる学習環境が整った学校です。
ただし、進学コースはないので、大学を検討するなら予備校も併用するなど工夫が大切。他の学校もそうですが、一長一短がありますから、進路や目標にあわせて選ぶようにしましょう。
スクーリングは月3回から4回となっており、通信制高校としては普通程度です。協力校がないため、登校は少々大変になる可能性もありますが、電車やバスを使うのも色々な経験が得られるので悪くはありません。
他には、宿泊学習や生徒会、クラブ活動を行っているのは魅力的です。人と積極的に関われる環境を希望するなら、大きなメリットでしょう。なお、学科は普通科の他に、服飾科が用意されています。服飾の専門学校と連携しており、ファッションデザインなどを学ぶことが可能です。
2.翔洋学園高等学校(山形市)
年間学費 | 50,000円〜 |
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通学コース | 通信制・普通科 |
住所 | 山形県山形市幸町6-1 |
翔洋学園高等学校は、卒業率の高さと多彩な経験ができるのが特徴の学校です。特に課外学習については熱心に取り組んでおり、全国的に見ても珍しいイベントや合宿などに参加できます。
具体的には、恒例の芋煮会や社会見学、進路体験も用意。高卒資格をしっかりと取得しながら、社会性を育み、希望する進路を見つけたい方には適した環境と言えるでしょう。
なお、学習については習熟度別にサポートする取り組みが用意されており、苦手科目で躓かないよう工夫されています。後はテストもありますが、レポート課題の中から出題されるので、難しくはないそうです。
学習範囲は広く、全日制高校で履修する科目の他、特殊なカリキュラムも多数用意しています。一例としては郷土料理や観光地理、P検対策など充実。少し変わった科目を履修したい方は、目を通してみるのがおすすめです。
3.鹿島朝日高等学校(山形市、鶴岡市)
年間学費 | 97,000円〜 |
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通学コース | 週2日~5日制/週1日制/自宅学習制/個人指導制/家庭教師制/ネット指導制/他にオプションコース多数 |
住所 | 【エコール山形】山形県山形市幸町8-26丹野ビル2F 【山形CL学院学習センター】山形県山形市緑町3-16-5 【エコール鶴岡】山形県鶴岡市泉町8-75 |
鹿島朝日高等学校は、様々な学習スタイルを選べる自由度の高さと充実した進学実績が武器の学校です。
学習スタイルは、スクーリング多めから殆ど自宅での勉強まで自在に選択可能。通学したくない時には、家庭教師やネットを使った指導も受けることができます(キャンパスによる)。
カリキュラムは多彩で、普通科の必修科目の他、アニメやペット、音楽など専門授業を用意しているキャンパスも多いです。発達障害の生徒は、自分の好きな勉強は集中力を持ち継続して取り組む人も多いです。将来の方向性が見つかりやすい学校です。
発達障害に適した通信制高校を選ぼう
発達障害があると高校に通うのは難しいと諦めている生徒や保護者もいるでしょう。ですが、通信制高校という選択肢があります。
発達障害に体するサポートが充実していたり、就労に対しての相談に乗ってくれるところもあるので、まずはそれぞれの高校の特徴を調べて、無理せずに通えるところを探すようにしましょう。