全国の通信制高校・サポート校リスト

【沖縄】発達障害に理解がある通信制高校の選び方・学校リスト

発達障害に理解がある沖縄の通信制高校

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  • 子どもの発達障害、どんな高校を選ぶべき?
  • 発達障害に理解のある沖縄県内の通信制高校は?
  • 発達障害サポートが手厚い学校選びのコツは?

この記事は、「沖縄で発達障害/グレーゾーンの生徒を受け入れてくれる高校を探している人」向けに書いています。

発達障害を抱えていると、高校へ進学するのは難しいと考えている人もいるのではないでしょうか。

そんなときには、通信制高校へ入学するという選択肢も考えてみてください。

沖縄には、発達障害へのサポート体制がある通信制高校も多いです。こちらの記事では、発達障害に理解がある沖縄の通信制高校を選ぶコツを解説します。

発達障害の生徒が通信制高校に向いている理由

普通高校に通学するのが困難な理由

発達障害にもいくつか分類があり、一括りにするにはとても難しいものがあります。

発達障がいの分類として以下の通り挙げられます。

・対人関係が苦手など、ある特定のものや事柄に強い固執をする「自閉症スペクトラム

・全般として知的な発達に遅れはないものの、「会話」「読み書き」「計算」の能力に困難が生じている「学習障害

・自閉症スペクトラムのうち、知能や言語の発達の遅れがない「アスペルガー症候群

など、発達障害症例は多岐に渡ります。

また、診断を受けておらずグレーゾーンである場合においても、一般高校に通学して授業を受けることが困難な場合があります。

たとえば、全国の一般的な高校では、主要教科5科目を受ける必要があります。

しかし自閉症やアスペルガー症候群においては、本人が興味を持っていない教科には全く興味を示さず学習しないケースが考えられます。

そのため、周囲の生徒と同じペースで授業を受けることが困難となってしまいます。

沖縄県内においての発達障害生徒の受け入れ事情

沖縄県内では学校にスクールカウンセラーを設置し、発達障害生徒のサポートを行っている高校もありますが、発達障害には個人差があるため、高校や生徒の状況によって受け入れ可能かが分かれます。

そのため、受け入れ可能な高校の場合であっても、学校側に問い合わせをして確認する必要があります。

沖縄県は九州県内で見ると、他県と比べると受け入れ可能な高校は少ないと言わざるを得ません。

しかし、発達障害生徒への支援制度も徐々に整われてきていますが、まだ十分とはいえない状況です。そのため、生徒一人一人に合わせたサポート体制が整った高校を選ぶ必要があります。

沖縄で発達障害に理解のある通信制高校の選び方


沖縄県内の通信制高校を選ぶ際に、学費や自由さで進学を決める方もいるかと思います。

しかし、発達障害ではその特性にも個人差があるため、学校の選び方の慎重になる必要があります

1.個別サポートはあるか

まず、生徒一人一人の特性にあわせてサポートをしてくれるかどうかが重要となります。

通信制高校のなかには、年に数回の通学が必要な学校も多くあります。その際において、担任教師が生徒にたいして、どのような指導をするか保護者は事前に確認しておくとよいでしょう。

2.高校卒業に^向けた学習サポートはあるか

学習障害の生徒にたいして、どのような学習サポートがあるのかも確認しておきましょう。

自閉症やアスペルガー症候群の生徒においては、大きな音であったり光に過剰に反応してパニックを起こす生徒もいます。

3.学校に常駐のカウンセラーはいるか

集団に馴染めずに一人で孤立してしまう場合もあります。そのため、学校内にカウンセラーや支援員が常駐しているかも確認するとよいでしょう。

なおカウンセラーにおいては、「臨床心理士」「公認心理士」「社会福祉士」などの専門知識を有した有資格者であれば、スクーリング中での緊急対応も可能です。

沖縄の通信制高校を選ぶ際には、生徒だけでなく保護者も安心して高校生活を見守れるように工夫されているかが重要となります。

沖縄で発達障害を受け入れ可能な通信制高校は?

通信制高校に入学するにあり学科試験がある場合もありますが、おおむね「書類選考」「面接」「作文」になります。

学校見学や面接の際に、生徒が不信感や不満を抱いたり、入学を拒絶した場合は、本人の意思を尊重して無理に入学を勧めないようにしましょう。

保護者からすれば希望する学校であっても、進学するのは生徒本人です。本人が学びたいと思える学校を探すことが大切です。

沖縄でおすすめの通信制高校「星槎国際高等学校 沖縄学習センター」

年間学費 29.5万円〜
通学コース 週1〜5日
住所 沖縄県沖縄市諸見里3丁目7番1号

星槎国際高等学校は、週1日~5日と登校日数が選べる通信制高校で、生徒自身の学習ペースで高校卒業を目指すことができます。生徒への学習サポート面が充実しており、主要教科において、生徒の理解度別にクラス分けをして授業を行なっています。

進学を希望する生徒のための「受験対策ゼミ」もあります。

また、就職希望の生徒やスキルアップを目指す生徒のために資格取得をする授業も行なっており、パソコン検定や漢字検定、日本語検定など進学にも就職にも活用できる講座が多数あり、興味関心のある分野の能力を伸ばすことができるでしょう。

進路指導にも力を入れており、1年生の時から進路ガイダンスやインターンシップへの参加をすることも可能です。

沖縄でおすすめの通信制高校「泊高等学校」

年間学費 27万円〜
通学コース 週1〜5日
住所 沖縄県那覇市泊1丁目19−2

泊高等学校は文武両道で学習にも部活動にも力を入れている通信制高校です。学科によっては各種検定試験を受けることができるので、就職に有利となります。

卒業後に就職を希望する生徒も多くいますが、大学や専門学校への進学を希望する生徒のための夏期講習、小論文指導をはじめ、面接の指導なども行っています。沖縄県内の大学をはじめとして、進学他県大学への実績もあります。

また、部活動も盛んで、野球部、サッカー部、バスケットボール部などの運動部をはじめ、コンピューター部や文芸部などの文化系の部活動もあります。生徒同士の交流にも力を入れており、宮古・八重山協力校との交流会も開催されます。この交流会ではグループワークや実地研修などが行われています。

沖縄でおすすめの通信制高校「飛鳥未来きずな高等学校沖縄キャンパス」

年間学費 34万円〜
通学コース 週1〜5日
住所 沖縄県那覇市上之屋1-3-13-4階

飛鳥未来きずな高等学校沖縄キャンパスは、自由度が比較的高い通信制高校です。スクーリングも週1日からと本人のペースに合わせられ、登校時の服装指定もなく、生徒個人の意思を尊重しています。

トライアルレッスンでは、スポーツや趣味の分野を通して、専門的な知識を学習することができます。漢字検定や英語検定などの各種検定に挑戦することができるため、スキルアップも望めます。

また、学校の年間行事として、沖縄校ならではのマリンスポーツや、前期後期のスポーツ大会、文化祭などイベントがあり、生徒の間でコミュニケーションを取りやすいような工夫がされています。卒業後の進路については、進学就職ともに県内外とさまざまです。

通信制高校に進学する、という選択肢を知ろう

発達障害があると高校に通うのは難しいと諦めている生徒や保護者もいるでしょう。ですが、通信制高校という選択肢があります。

発達障害に体するサポートが充実していたり、就労に対しての相談に乗ってくれるところもあるので、まずはそれぞれの高校の特徴を調べて、無理せずに通えるところを探すようにしましょう。