この記事では、和歌山県内で通うことができる通信制高校とサポート校について、主に学費が安くておすすめな学校情報をまとめています。
和歌山県の通信制高校には公立と私立がありますが、公立の通信制高校は3校しかないため、スクーリングがしにくい場合もあります。
和歌山県の私立通信制高校は学費が高いイメージがあるかもしれませんが、国から支給される「就学支援金」を差し引けば、年間数万〜10万円以内で通学できる学校も多いです。
そのため、まずは通える範囲内にある学校の中から、学費の安い通信制高校を探していくのがおすすめです!
和歌山県で学費が安い通信制高校(公立編)
和歌山県には、3校の通信制高校が開校しています。公立の通信制高校の魅力は、学費が安いことです。
学費を抑えて高校卒業資格を取得したい方は、公立の通信制高校を選ぶことをおすすめします。しかし私立のような専門コースやサポート体制が充実していない学校が多いのも現実です。
私立の通信制高校を選べば、高校卒業資格取得だけでなく、進学や専門分野の勉強などの目的を持ちやすいといえます。
1.和歌山県立伊都中央高等学校
最初に紹介するのは、和歌山県橋本市にある和歌山県立伊都中央高等学校です。自分だけの時間割を選べ、自分のペースで学ぶことが可能です。
日曜日、火曜日、木曜日のいずれかの曜日に、週1回のペースでスクーリングに参加します。クラブ活動や生徒会があるため、学校以外の活動を楽しめるのが魅力です。
入学金:10,000円(入学のみ)
授業料:8,064円(1単位336円×24単位で計算)
学習振興費:7,200円( 300円×24単位で計算)
教科書・学習費:20,000円
合計額:45,264円
※学費は就学支援金の対象となり、授業料は実質無料となります。実際にかかる費用は、37,200円です。
2.和歌山県立きのくに青雲高等学校
和歌山県立きのくに青雲高等学校は、和歌山県和歌山市にある公立の通信制高校です。自宅学習に加え、日曜日に実施されるスクーリングに月2〜3回の参加が必要です。
現地ゼミや体育祭など、生徒が参加できるイベントが多いのが魅力。バドミントン部や書道部など、クラブ活動も充実しています。
和歌山県立きのくに青雲高等学校の学費は下記の通りです。
入学金:0円
授業料:8,064円(1単位336円×24単位で計算)
学習費:4,800円(200円×24単位で計算)
学習振興費:1,000円
教科書・学習費:20,000円
教材費:1,000円
生徒会費:2,000円
合計額:36,864円
※学費は就学支援金の対象となり、授業料は実質無料となります。実際にかかる費用は、28,800円です。
3.和歌山県立南紀高等学校
和歌山県立南紀高等学校は、和歌山県田辺市にある公立の通信制高校です。定時制高校も併設されています。自宅から本校までの距離が遠い人のために、新宮市に協力校が1校あります。
週1回のスクーリングとレポート作成を提出し、テストを受ければ単位を取得できます。卒業には、30時間以上の特別活動への参加も必須です。
和歌山県立南紀高等学校の学費は下記の通りです。
入学金:2,000円(入学のみ)
授業料:8,064円(1単位336円×24単位で計算)
学習振興費:4,800円(200円×24単位で計算)
教科書・学習費:20,000円
合計額:34,864円
※学費は就学支援金の対象となり、授業料は実質無料となります。実際にかかる費用は、14,864円です。
和歌山県で学費が安い通信制高校(私立編)
和歌山エリアには、3校の私立通信制高校が開校しています。その他、和歌山県にキャンパスやサポート校を持っている通信制高校があります。
私立の通信制高校は、多彩なオリジナルカリキュラムが魅力です。例えば、専門コースを設置している学校や留学制度を設定している学校などがあります。
学費が多少高くなったとしても、進学サポートや専門分野を学びたいなら、私立の通信制高校を選びましょう。ここからは、私立の中でも学費が安い私立の通信制高校をいくつか紹介します!
1.ヒューマンキャンパス高等学校(和歌山駅前)
ヒューマンキャンパス高等学校は、専門分野を学べる通信制高校です。高校で学ぶ一般学習の他、声優やメイク、ゲームなど、40分野100種類以上の専門学習に対応しています。
サポート等が充実している点が魅力で、勉強や進学の相談はもちろん、卒業後のキャリアサポートも行っています。和歌山県には、和歌山駅前にサポート校があります。
ヒューマンキャンパス高等学校の一般通信コースの学費は下記の通りです。
入学金:10,000円(入学のみ)
授業料:204,000円(1単位8,500円×24単位で計算)
施設費:60,000円
教科学習費:32,000円
合計額:306,000円
※学費は就学支援金の対象となり、授業料は実質無料となります。実際にかかる費用は、102,000円です。
2.高野山高等学校(伊都郡高野町)
高野山高等学校マイ・ウェイコースは、好きな時間に好きな場所で勉強できる通信制高校です。チューター制を導入しており、全日制のように担任の先生がいます。
勉強や進路について相談できるのが魅力です。留学サポートも充実しており、海外語学研修を卒業単位として一部認定してもらうことが可能です。留学の手続きや申請書類の作成などを手伝ってもらうことができます。
自由時間をたくさん持てるので、ダブルスクールしやすいというメリットもあります。勉強以外にやりたいことがある人におすすめの学校です。
高野山高等学校の学費は下記の通りです。
入学金:20,000円(入学のみ)
授業料:192,000円(1単位8,000円×24単位で計算)
維持費:70,000円
合計額:282,000円
※学費は就学支援金の対象となり、授業料は実質無料となります。実際にかかる費用は、90,000円です。
3.慶風高等学校(海草郡紀美野町)
慶風高等学校は、和歌山県に本校がある通信制高校です。和歌山県にある本校の他、サポート校が京都府に2校、奈良県に1校あります。
通信制高校の中では珍しく、硬式野球部やテニス部などのクラブ活動に力を入れており、スポーツ中心型コースも設置されています。
午前中に授業を受けた後、午後はスポーツに取り組めます。勉強とスポーツを両立して頑張りたい方におすすめの通信制高校です。
スポーツ中心型コースの他、通信型コース、週2日登校型コース、週5日登校型コースがあり、自分のライフスタイルに合った学習スタイルを選べます。
自分に合った和歌山県の通信制高校を選ぼう
今回は、和歌山県の学費が安い通信制高校を紹介してきました。
公立と比べると私立の学費は高くなりますが、就学支援金を申請すれば自己負担額が安くなります。私立でも負担金額が安くなるので、公立・私立関係なく自宅から通える範囲の通信制高校を選ぶことをおすすめします。
まずは気になる学校をリストアップし、資料請求した中から学校を見比べてみましょう。
自分に合った通信制高校の資料を取り寄せよう
和歌山エリアにおいて学費が安い通信制高校を紹介してきました。
公立と私立がありますが、就学支援金によって私立の授業料も全額免除される学校がほとんどで、学費負担は以前よりもラクになりました。
そのため、公立・私立に限らず、
「通学圏内にある、自分が気に入った通信制高校」
を選んでいくのが、通信制高校選びの第一歩となります。
また、通信制高校は完全な通信コースではなく、週1日でも通学をして、授業がわからない箇所を質問したり、進路について相談できたほうが、高校卒業率は高くなります。
まずは通える範囲にどんな学校があるかをリストアップして、資料請求をするところからはじめてみましょう!
学校名 | 住所 | 電話番号 |
慶風高校 本校 | 640-1363和歌山県海草郡紀美野町田64 | 073-498-0100 |
和歌山県立きのくに青雲学校 本校 | 640-8137和歌山県和歌山市吹上5-6-8 | 0734-22-8402 |
代々木高校 和歌山サテライト教室 | 640-8216和歌山県和歌山市元博労町31-801 | 073-499-7428 |
ヒューマンキャンパス高校 和歌山学習センター | 640-8331和歌山県和歌山市美園町5-1-8山榮ビル8F | 0120-06-8603 |
鹿島朝日高校 和歌山キャンパス | 640-8331和歌山県和歌山市美園町5-1-1 | 06-7668-8301 |
精華学園高校 和歌山校 | 640-8342和歌山県和歌山市友田町2-145角野教育センタービル2F | 073-421-1515 |
和歌山県立南紀高校 本校 | 646-0024和歌山県田辺市学園1-88 | 0739-22-3776 |
高野山高校 本校 | 648-0288和歌山県伊都郡高野町高野山212 | 0736-56-2204 |
和歌山南陵高校 本校 | 649-1443和歌山県日高郡日高川町和佐2223-5 | 0738-53-0316 |
和歌山県立伊都中央高校 本校 | 649-7203和歌山県橋本市高野口町名古曽558 | 0736-22-0619 |